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原っぱと遊園地〈2〉見えの行き来から生まれるリアリティ

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860730390
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0052

内容説明

原っぱ的な空間の質に「見えの行き来」というルールをオーバードライブさせ青森県立美術館は実現した。そこには、その場その場では確かな存在が感じられながら、その存在感が絶対ではなくて、すぐに裏切られてしまう宙吊りの感覚が生まれている。こちら側にいながら、あちら側にいる自分を想像してしまう、という事態が起こる。『原っぱと遊園地』に続く注目の第二弾。

目次

建築家の書を捨てよ、町へ出よう
1 原っぱみたいな美術館(原っぱの家;「青森らしい美術館」への回答;図式の崩壊から ほか)
2 橋は道の一部(「絶対装飾」について;既存と新規をつなぐリノベーション;実体に裏付けられることのないリアリティ ほか)
3 どこでもない場所の浮遊感(人との距離の感覚;もうひとつの「デザイン」のあり方;妹島和世のフレキシビリティ ほか)

著者等紹介

青木淳[アオキジュン]
1956年神奈川県生まれ。80年東京大学工学部建築学科卒業。82年同大学院修士課程修了。83~90年磯崎新アトリエに勤務。91年青木淳建築計画事務所設立。作品「馬見原橋」(くまもと景観賞)、「潟博物館」(日本建築学会賞作品賞)、「S」(吉岡賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y.Kiyoshi

1
[原っぱと遊園地の細解説的な位置付け]★★★✴︎☆☆ ゼミの必読書でとても参考になった原っぱと遊園地の続編.形態の図式化はあくまで第一段階でそれを壊していく新たなルールの中で建築が生まれるという考え方はまさにそうだと思った.一つの形態のルールで立ち行かなくなり迷いに迷った学生時代の設計のプロセスを思い出した.2019/01/27

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