内容説明
少女画家・高橋真琴の珠玉の作品を266点収録した永久保存版。本邦初公開のラフスケッチやファッション対談も収録。
目次
おひめさま
花と少女
どうぶつと少女
異国へのあこがれ
世界の花嫁
日本の少女
お菓子・フルーツ
神話・伝説・物語
おしゃれ
ふろく・文具・グッズ
かわいいどうぶつ
真琴の世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばう
52
可愛い。可愛い!まさに夢の世界の少女達です。凄いと思うのはごく初期の作品を除けば50年以上殆ど作品のクオリティが変わっていない事です。確かに細かいところは微妙に変化していて70年代の目はキリッとした印象だけれど最近はちょっと垂れ目っぽい感じ?だし、筆遣いは段々緻密になってきていますが目の中の星✨はほぼ一緒!分厚く重い本なのでちょっと躊躇しましたが子供の頃高橋先生のイラストの鉛筆や色鉛筆持っていたので(うっ。年代がバレる💦)懐かしくてつい図書館で借りてしまいました。はぁ〜ほんと、綺麗♡2020/08/20
ヒロミ
51
元旦は綺麗な画集からと決めています。再読ですが尊敬する高橋真琴先生の比較的新しい画集。やはりいいですね〜バラ色に頬を染めた汚れを知らぬ乙女たちを見ていると清らかな気分になります。このでっかい目には火星人も裸足で逃げ出します。真琴先生のイラストはさり気なく背景も細かく描きこまれていて、そこら辺はやはり男性の作品ぽいです。ロマンスとリアルのせめぎ合いを感じるのでした。私もマコトピアに住みたい!できないことか。いけないことか。薔薇のように咲いて桜のように散って。花の命はけっこう長い。そんな謹賀新年でした。2017/01/01
ヒロミ
27
【読メ乙女部】高橋真琴先生の比較的新しい画集。けっこう厚くて大判なんですが、これで三千円強とはサービス良すぎます。真琴先生のトレードマークの瞳に星の輝きが宿る美少女たちや、マコトピアに出てくるスイーツや可愛らしい動物やお花と妖精の紹介もあります。ファッション専門家の方との対談、マコトピアのウェディングドレスの三次元復元など読み応えありました。「どこの国だよ」と思わずツッコミたくなるくらいフリフリひらひらの華麗な世界観には毎回恐れ入ります。マコトピアは全乙女が憧れるどこにもないまぼろしの西洋なのでしょう。2016/03/04
okame
15
図書館本。266点の作品が収録されていて、とっても見ごたえがありました。実は高橋真琴さんってずっと女性の方かと思っていたら、男性の方で驚きました。神戸山手女子の絵も手がけていてびっくりです。乙女やお花、お菓子、ドレス、小動物など女の子が好きそうなモチーフのものばかり。作品の中に出てくるウェディングドレスを実際に作ってみるという企画もステキでした。心が荒んでいるときに見るといいかも。自分用にほしい。心穏やかになれました(´,,•ω•,,)♡2016/06/08
苺***
12
高橋真琴さんて、今年80歳になるおじいちゃんです。最初男性が描いていると知った時本当に驚きました。画業60周年の記念画集なのでお若い頃の作品や最近の作品も比べながら楽しむことが出来ました。やっぱり素敵。装丁が淡いピンク色なので、より乙女っぽい雰囲気です。これからも元気で美しくて可愛い乙女を描き続けていただきたいです。2014/05/31