出版社内容情報
三蟠鉄道研究会[サンバンテツドウケンキュウカイ]
編集
小西 伸彦[コニシ ノブヒコ]
著・文・その他
内田 武宏[ウチダ タケヒロ]
著・文・その他
内容説明
地域の発展を支えた“幻の鉄道”今はなき三蟠鉄道の歴史を探る。三蟠鉄道は大正4年に開業。現在の岡山市中区門田屋敷にあった国清寺駅と中区江並にあった三蟠駅を結ぶ約7kmを、昭和6年までの16年間を走行していた。豊富な資料を基に三蟠鉄道の歴史を丹念に追い、三蟠鉄道研究会の活動を紹介した記録集。
目次
1章 三蟠鉄道の歴史(沖新田開発と三蟠;軽便鉄道法と第三次鉄道熱;宇野線と宇野築港 ほか)
2章 三蟠鉄道研究会の活動記録(三蟠軽便鉄道を生んだ土壌と歴史的背景;三蟠軽便鉄道の実相;開通100周年記念事業の足跡 ほか)
資料編(鉄道年史;関係法令;商業登記簿謄本と営業報告書等重要書類 ほか)
著者等紹介
小西伸彦[コニシノブヒコ]
1958年岡山県総社市生まれ。香川大経済学部卒。専門は産業考古学と鉄道史学。現在は就実大学人文科学部総合歴史学科特任教授、産業遺産情報センター主任研究員、鉄道記念物評価選定委員、倉敷市文化財保護審議会委員、産業遺産学会理事長
内田武宏[ウチダタケヒロ]
1942年岡山市生まれ。1960年岡山県立岡山東商業高等学校卒業し、中国銀行に就職して1997年に定年退職(在任期間36年10カ月)。同年に岡山商科大学に事務職として勤務し、2007年に退職(在任期間10年1か月)。所有していた畑が三蟠鉄道の路線跡になっていたことで、詳細な実態を探ろうと2012年に三蟠鉄道研究会を発足。三蟠鉄道研究会会長。公職として2008年から3年間更生保護法人岡山県更生保護協会に勤務。1998年から保護司として任期満了まで20年務め、その後岡山県保護司OB会の初代代表幹事を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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