内容説明
「いつまでも天邪鬼でありたい」と社会に物言う、米寿のつぶやき。14歳の少年を襲った原子爆弾の投下。奇跡的に一命を取り留めた著者は、東京大学文学部でドイツ文学を学んだ後、父の後を追うべく医学部に進み、精神・神経医学の医師としての道を歩む。
目次
第1章 昭和 私の証言(証言;母の診断)
第2章 金婚式の招待状―アメリカ・チャールストン紀行
第3章 米寿の日記帖―いつまでも天邪鬼でありたいと
著者等紹介
細川清[ホソカワキヨシ]
1931年広島県東城町生まれ。広島市の私立修道高校卒業。1955年東京大学独文学科卒業後、岡山大学医学部卒業。精神・神経医学を専攻。臨床脳波学をライフワークとする。1968年より2年半、アメリカ・ウィスコンシン大学に留学。岡山大学医学部助教授を経て、1983年初代香川医科大学精神科教授、1991‐97年同大学付属病院長・副学長を務め退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。