内容説明
現代の観念論、あるいはフランス反省哲学の新たな展開。ショーペンハウアー以降の「生の哲学」とラシュリエを中心とする「フランス反省哲学」を、新プラトン主義の伝統に立ち返ることにより批判的に乗り越えようとする精緻な思索の記録。
目次
第1章 無限性への欲望
第2章 自由の先行性
第3章 存在しようとする力
第4章 非‐規定
著者等紹介
ル・ラヌー,ジャン=ミシェル[ルラヌー,ジャンミシェル] [Le Lannou,Jean‐Michel]
1956年フランス(モンペリエ)生まれ。1989年ソルボンヌ大学にてアリストテレス研究により博士号取得。現在、リセ・ラ・ブリュイエール校のグランゼコール準備級で哲学の教授
服部敬弘[ハットリユキヒロ]
1981年生まれ。パリ西大学博士課程修了。現在、同志社大学文学部准教授
樋口雄哉[ヒグチユウヤ]
1984年同志社大学大学院博士課程後期課程修了。現在、同志社大学ライフリスク研究センター嘱託研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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