内容説明
自治体の政策づくりにおいて、いまやデュープロセス(適正手続)となった「市民参加」について、そのあるべきかたちを説くとともに、プラーヌンクスツェレや未来工房といったドイツにおける新しい試みの数々を紹介・解説。
目次
1 市民参加の基礎理論(市民参加の意義と展望;市民参加の課題―熟議型市民参加の展開)
2 市民参加先進国ドイツの試みから(市民参加の国ドイツ;住民投票;社会都市プログラム;未来工房;市民予算;プラーヌンクスツェレ)
3 日本版プラーヌンクスツェレの展開(日本版プラーヌンクスツェレの視点―ドイツから学ぶこと;日本における取り組み;日本版プラーヌンクスツェレの展開にあたって)
著者等紹介
松下啓一[マツシタケイイチ]
相模女子大学教授(前大阪国際大学教授)。パートナーシップ市民フォーラムさがみはら顧問。専門は現代自治体論(まちづくり、NPO・協働論、政策法務)。中央大学法学部卒業。26年間の横浜市職員時代には、総務・環境・都市計画・経済・水道などの各部局で調査・企画を担当。ことに市民と協働で行ったリサイクル条例策定の経験が、公共主体としてのNPOへの関心につながる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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