出版社内容情報
「顕微鏡で観察する」という方法を通じ、身近な植物の奥深さを楽しむ一冊です。
植物を顕微鏡でのぞいてみると、細胞の一つひとつや、様々な色素等が作り出す緻密で美しい植物組織を見ることができます。
全8章のうち第1章から第6章では、植物の各部位に注目し、種ごとの違いや共通点を紹介します。第7章と第8章では、試料の作製から観察までを実践的に解説し、観察しやすい植物を取り上げながら、それぞれに応じた手法も示しています。
実際に顕微鏡で観察するのは少し難しいかもしれませんが、どのように植物を観察しているのかを知ることは、顕微鏡写真をより楽しむための手助けになるはずです。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
84
植物の葉、茎、根、花、果実、種子の断面図写真を紹介した本。全て顕微鏡で撮られている。デジカメのマクロ機能を使えばある程度まで寄って撮れるが断面図は顕微鏡が必須。解説を読んでいると取り込んだ二酸化炭素を濃縮できる仕組みを持った植物もあって、うまく出来ているものだなあ。植物にはまだ未解明な部分もあると思う。この温暖化を少しでもブレーキをかけることができるのは植物かもしれない。図書館本2026/08/19
とろまつ
7
植物の色々な部分の断面を顕微鏡で見てみたら、とてもキレイで面白く、よりその植物のことが分かる。解説は少なめながら、著者的かわいいポイントの記述から、この可愛さを広めたいんだなと、何故だかほんわかしました。個人的には身近なクロマツ(二葉松)・三葉松・五葉松の断面のカタチの仕組みに感動しました。顕微鏡での観察方法も紹介されており、理科の実験室を思い出します。自然のつくった構造にワクワクする1冊でした。2026/10/18
竜王五代の人
7
顕微鏡、一般家庭に転がっているものではないので、拡大するとこんな妙で美しいんですよ、と示してくれるこの本はいい。道管の妙な模様が、いかにもパイプっぽい。「たくさんのふしぎ」あたりでもっとビジュアル強化して取り上げてもらえるといいな。2026/08/20
なお
3
図書館本。最高に良い本に出会えた。 植物の葉、茎、花、毛などを顕微鏡観察しながら解説している。私自身、大学の研究室で動物の細胞を顕微鏡観察したり、仕事で食品を顕微鏡観察したりしているため、今興味のある植物について顕微鏡という観点から構造・仕組みを知れたのが嬉しい。単純に顕微鏡写真がキレイで眺めていたくなるし、文章量も多すぎず読みやすい。顕微鏡を購入していろんなものを見てみたくなった。2026/09/21
kaz
2
写真を中心に拾い読み。図書館の内容紹介は『ツバキ、イネ、ナス、ザクロ…。身近な植物の内側にある世界を顕微鏡で観察してみよう! 細胞の1つひとつや、様々な色素から構成されている緻密で美しい植物断面と実物写真を全59種掲載。初級・上級向けの観察方法も紹介』。 2026/08/02
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