Beret science<br> 個性は遺伝子で決まるのか―行動遺伝学からわかってきたこと

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Beret science
個性は遺伝子で決まるのか―行動遺伝学からわかってきたこと

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860644574
  • NDC分類 467
  • Cコード C0045

出版社内容情報

個性を生み出すのは遺伝子の仕業か。「遺伝か環境か」を調べてきた歴史や、最先端の話題にふれ、個性と遺伝の関係について考える。

自分の性格をなおしたいと思ったことはありませんか?
「この性格は親から受け継いだので仕方がない」と思っている人もいるかもしれません。世の中には、さまざまな個性をもった人たちがいますが、個性を生み出すのは遺伝子の仕業なのでしょうか?
双子や精神病患者の研究、マウスを用いた研究など、「生まれか育ちか(遺伝か環境か)」を調べてきた歴史を振り返り、最先端の話題をまじえながら、個性と遺伝の関係について考えていきます。
わかりやすく丁寧な解説で、行動遺伝学の基礎もしっかり学べる内容になっています。

第1章 社会と個性
第2章 個性とは何か
第3章 個性に関わる遺伝と環境
第4章 遺伝子とその変異がもたらすものとは
第5章 遺伝子と心の病気の関係を探る
第6章 個性を決める遺伝子は本当にあるのか?
第7章 個性に関わる遺伝子をマウスで調べる
第8章 個性研究の最前線
第9章 思ったより複雑な個性と遺伝子の関係

【著者紹介】
国立遺伝学研究所マウス開発研究室准教授。専門は行動遺伝学。医学博士。著書に『マウス実験の基礎知識』(編著、オーム社)、『行動遺伝学入門』(編著、裳華房)、『遺伝子が語る生命38億年の謎』(共著、悠書館)などがある。

内容説明

すべて遺伝子で説明できるのか。個性は遺伝によるものか。それとも環境によるものか。「個性を決める遺伝子」を探す研究の歴史から見えてきたものとは。パーソナルゲノム時代を生きるための「手引き」になる一冊。

目次

第1章 社会と個性
第2章 個性とは何か
第3章 個性に関わる遺伝と環境
第4章 遺伝子とその変異がもたらすものとは
第5章 遺伝子と心の病気の関係を探る
第6章 個性を決める遺伝子は本当にあるのか?
第7章 個性に関わる遺伝子をマウスで調べる
第8章 個性研究の最前線
第9章 思ったより複雑な個性と遺伝子の関係

著者等紹介

小出剛[コイデツヨシ]
国立遺伝学研究所マウス開発研究室准教授。専門は行動遺伝学。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

FuSa

10
個性と遺伝子の関連についてヒト及び動物の例を交えながら、研究の歴史、現時点でわかっていること、これからの展望・予測などなど。わかりやすい構成、わかりやすい言葉で書かれていてとても読みやすかった。ゴキさんにまで個性があるとは驚き。遺伝的多様性(個性)が失われることは、絶滅に近づくことなんだなぁ、と改めて納得。2017/06/22

さとまる

4
タイトルがあまりよろしくないかな。個性と遺伝の関係性について書かれているのは3章くらいで、全体的には遺伝子解析と疾病対策などが中心となってる。個性は遺伝子による影響が大きいが、それは環境において発露するか否かという条件もあって一概には言えない。疾病に関しては原因と思われた遺伝子異常がだいたい追試で否定されたりして、まだまだ研究は端緒の段階なのだなと思い知らされる。遺伝子の影響は非常に多くの要素が絡んでいてこれとは決めきれないのだな。2023/12/27

えぬ

2
どのような研究によって進められてきたか、流れがよくわかる2017/03/30

あちこ

0
わたし用に借りた本。これまでの遺伝子研究の流れをレクチャー後、では今はどう解釈されているのかを説明。あまりにも偶然の産物過ぎる遺伝子の継承に驚くばかり。2016/11/01

石光 真

0
珍しい病気なら特定の遺伝子が効くことはあるのだが、ありふれた病気は多数の遺伝子の微弱な影響の合計に過ぎないから、今のところな1970年ごろの天気予報並みだという。 ゲノム解析も進んできたし、マウスの兄妹の交配を20回繰り返して遺伝子サンプル群を純ホモ化させる技法、そうやって1番染色体コンソミック、2番染色体コンソミック…を作っていく技法、すげえ。 性格については、やはりビッグファイブなんだな。前半は心理学や遺伝の本で知っていたことが多い。染色体などについては高校生物の知見が必要。2025/05/13

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