出版社内容情報
Business Comic Series最新刊。グローバル化した現代において、宗教は極めてデリケートなテーマ。札幌のホテルを舞台にしたまんがで、世界のメジャーな宗教について理解できる。著者は元東進ハイスクールの講師。
内容説明
イスラム教は怖い?ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の神様は同じ!?日本人は無宗教?主人公・ちとせの働く旅館を訪れる、様々な国の人たち。物知りイギリス人客の助を得て、ちとせは宗教について学んでいく―
目次
第1章 イスラム教は怖くない
第2章 日本人は無宗教!?
第3章 南無阿弥陀仏の意味
第4章 日本には神様がいっぱい
第5章 宗教は何のためにあるのか
著者等紹介
相澤理[アイザワオサム]
学びエイド認定鉄人講師。1973年生まれ。東京大学文学部中国思想文化学科卒業。予備校講師として多数の東大合格者を輩出する。現在は、RGBサリヴァン講師として首都圏の高校で受験指導にあたる一方、1コマ5分・ずっと無料で学べるサイト「学びエイド」にて動画を配信中
さとうもえ[サトウモエ]
ライター、編集者、漫画原作者。いくつかのペンネームを持ちながら、多彩な分野で活動をしている
柴田柚香[シバタユカ]
コミック『月刊少年ライバル』(講談社)で、コミック新人賞入選、コミック大賞奨励賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
23
娘にいいかな?と思って借りてきたんですが、ちょっと情報量が多かったので、自分が読むだけにしました。2021/05/24
よみよみ読書速報
21
最初に取り扱う宗教がイスラム教なのが良かった。テロのニュースなどで「イスラム教=危ない人」のイメージが強いが、それらはごく一部の人たちでほとんどは安全な人だと知れて安心。悪い部分しか映さないニュースの報道仕方にも問題ありそう。詳細を説明してるというよりも、普段の生活で各宗教の人と接した時の最低限の知識を書いている。漫画部分のストーリーはそれほど面白くなく、テンポが若干悪いのが気になる。また、「世界の宗教」とタイトルにある割に、ユダヤ教とヒンドゥー教が漫画部分のメインテーマに含まれてないのが気になった。2025/05/03
645TJC
9
世界情勢をより深く理解するために、その背景にある宗教の特性を知るきっかけとして読んだ。宗教に対する理解を深めるたの導入としては、端的にまとまっていてわかり易いが、物足りなさもある。現在のサウジアラビアとイランの状況など中東情勢を突っ込んで理解したいため、世界の宗教について書かれている関連書籍を読みたい。2016/01/07
ひめぴょん
8
国際理解をするために宗教を理解することは重要な位置を占めます。「誰だって何かを信じることによって生きている。宗教は生きるための原動力。」と表現されていて、その根底には自然環境が強く影響しているようです。イスラム教、キリスト教、仏教、神道を主に解説。人間はいつかは必ず死ぬ存在だから宗教は存在する。→とはいえ、動物も植物もすべてそういう存在ですが、宗教を持つのは人間だけ。イスラム教:信仰と生活が密接に結びついている。砂漠の宗教といわれ、厳しい生活の中の心の拠りどころとなっている。キリスト教:一神教。ユダヤ教、2022/08/09
ちゃの
3
色んな宗教の知りたいところをかいつまんで説明していてとても分かりやすく面白かった。宗教というととても遠い存在に感じるけれど、案外近くにあるのだなと思う。2021/08/04