内容説明
経済は出来レース(やらせ)で動く。ぼろ儲けしている奴らの手口が満載。知らなきゃ人生、大幅に損します。
目次
1 ゴーグルをかけた猫
2 コブラの魔法使い
3 マッチポンプ売りの少女
4 アクデスと40人のどろぼう
5 家を買った娘
6 だんごう3兄弟
7 白々しい姫
8 みにくい天下りの子
9 金のゼーリシと銀のゼーリシ
Special volume インゴッドは死んだ
著者等紹介
マネー・ヘッタ・チャン[マネーヘッタチャン]
「こむずかしいを簡単に」をモットーにするビジネスサブカルチャー作家。処女作『ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話』(経済界)で、2010年「日本タイトルだけ大賞」初代グランプリに輝く。本業は7年間負けなしのプロ投資家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竹園和明
42
【再読】(『古畑任三郎』の冒頭シーン風。少し古いけど。)「……え~、皆さん。ファッションや食べ物、芸能人など、「突然流行り出したなー」と思う事ってありませんか?。そして、それらは全て仕組まれている…という事にお気づきですか?。そうなんです、それらは全て、思惑を抱いた連中が仕組んだ“作られた流行”なんです…。そしてそれらには、ウラで大きなお金が動いているんです。はい、マッチポンプ、自作自演なんです。そういえば最近急に売れたあの本も、もしかすると……?」。…ボクはこういう低俗な本が大好きです。おゲレツね💕2022/08/12
翔(かける)
38
マッチの火をつけることで、マッチポンプの構造を暴いてしまうという怖いおとぎ話。コブラ社(笑)の新人賞の話がおもしろかったです。なんでも鵜呑みにしちゃダメという教訓。ライトにまとめられているのでわかりやすく、すぐ読めました。たまにはこういう本も。2018/09/12
天の川
24
ヘッテルとフエーテル兄妹が遭遇する、企業の悪辣な儲けの手口。「めでたくなし、めでたくなし。」で結ばれるおとぎ話の数々は、仮名になっていても、すぐに思い浮かぶ企業や個人名…。軽く読みつつ、妙に納得。預金封鎖と新円切り替えの歴史が繰り返されると怖いわ…2018/09/30
しぃ
24
これは…どこまでが本当なんだろうというか(笑)名前、全然隠す気ないじゃないですかー。ちょっと前に話題になった色々の裏側を童話形式で書かれています。不動産投資ブームに乗らなくて良かったなと個人的には安心。私、いいカモになってそう…。こういうこともあるかもね、という認識で読んでおくといいかもしれませんね。2016/04/02
犬こ
21
童話タッチで、マンション購入の裏側、談合、税理士の実際、寄付金の行方、保険のカラクリ、政府破綻した時に起こることetc…コミカルに、シニカルに表現されています。世の中、様々な裏事情があり、怖い。ホリエモン推薦の一冊。2017/04/15