内容説明
「黒字の細胞はどれとどれか」「赤字の細胞はどれとどれか」を明確にし、必要のない赤字細胞はどんどん切り捨てていく―「野田式経営=細胞経営」のシンプルな原則です。この細胞経営を実践していくことで、すべての社長は「数字に対する甘さ」から脱却できるでしょう。
目次
第1章 経営の目的を知らない夢遊病企業
第2章 会社を筋肉質に変える「細胞経営」とは何か
第3章 「ロス」の発見と排除が強い経営のカギになる
第4章 公平な評価は「1人当たり」「1時間当たり」で行う
第5章 会社、社長、社員は利益をどう分け合うか
第6章 「細胞経営」では具体的な数値設定をどう行うか
第7章 私がやりたい「野田式経営」とは
著者等紹介
野田栄一[ノダエイイチ]
1941年、東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、大倉商事入社。テヘラン(イラン)、マニラ(フィリピン)等で海外事務所長を務める。帰国後、信託銀行にて不動産取扱業務を修得。また税理士専門学校にて各種税法の知識を得た。その後子会社の再建を委ねられ、黒字化に成功。1998年、経営代行会社、栄株式会社を設立。今日まで食品製造会社、建設会社、外食企業、種苗会社、スーパーマーケット、ディスカウントショップ、旅館、ホテル、農業団体等、50社を超える企業の社長代行を務め、再建を果たしてきた。日本で唯一の「社長代行業者」として活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Takeshi Kuwabara
1
社長代行業という珍しい仕事をしている著者が生み出した細胞経営について書かれている。 新しい本ではないが、タイトルが気になって読んでみた。 内容は会社で扱う数字を徹底的にクリアにして、フェアな評価を基にしたフェアな利益の分配でモチベーションの向上を目指し、全社一丸となった攻めの黒字経営を目指しましょうというようなもの。 「社員1人時間当たりの付加価値の生産性を上げる」「ムリ、ムダ、ムラを削減する」などと言った攻めるために意識すべきコトや、再分配可能な利益の扱いと社員の給与、役員の報酬の関係のついてなどのフェ2014/04/05
ねじちょこ
0
要は細かいロスを無くして、常時黒字経営にする手法という感じでした。でも目新しいことはあまり書いてなかった。しかし、読んで損はないと思いました2013/07/05
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