内容説明
「なんのために経営するのか」と自問しつつ、生きることの原点から経済の意義を問い直して、地域とのかかわりのなかに、企業自立と地域自立の道すじを描く。いま、その活動と発言で政府、マスコミ注目の中小企業家同友会の会長による日本再生への道すじ。
目次
序章 経営理念を探める―中小企業の新たな展開へ向けての3つの提言
1章 「なんのために」を問いあい血肉化する―経営理念の成文化とその意義
2章 「生きる」「くらしを守る」「人間らしく」―経営理念の根底をなすべき4つの柱
3章 経営理念を発信する―ともに砦を築くために、2つのロケットに点火する
4章 パートナー形成の三つの同心円―経営理念を実現する主体の形成
附章 「地域」と「企業」を一体として―同友会運動の誇りと責任をかけて
著者等紹介
赤石義博[アカイシヨシヒロ]
1933(昭和8)年北海道で生まれる。北海道大学文学部哲学科卒業。1959(昭和34)年、東亜通信工業(株)に入社。1968(昭和43)年代表取締役専務、1978(昭和53)年代表取締役社長に就任。この間、同社を電磁鉄芯業界のナンバー1企業に育てる。1992(平成4)年5月同社社長退任。1994(平成6)年4月(株)森山塗工グループ会長就任。1962(昭和37)年、日本中小企業家同友会(現東京中小企業家同友会)に入会。1985(昭和60)年から十一年間にわたって中小企業家同友会全国協議会幹事長を務める。1996(平成8)年から同会長
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