内容説明
同じ飲食に携わりながら、1店舗だけの店長と2店舗以上の経営者では、やらなければならないことも心構えも明らかに異なります。いわば2店舗目は1店舗目の延長ではなく、“進化”の果てにあるのです。飲食をビジネスと捉え2店舗目を多店舗展開のワンステップとみなすオーナーのために、新店を軌道に乗せ、繁盛店に引き上げる具体的ノウハウを実体験にもとづきながら解説します。
目次
序章 人の10倍苦労したからこんな繁盛店が作れた!
1章 「なぜ2店舗目を出店するか」を整理すれば出店時期が見える
2章 店長とオーナーの違いを明確にし、自分自身をステップアップする
3章 2店舗目経営に欠かせない人の育て方とチーム作り
4章 2店舗目の準備は社内の体制づくりから
5章 物件選びで取り返しのつかない失敗をしないために
6章 特徴のあるお店を作る業態開発のアイデアとヒント
7章 お店の将来を左右する資金のかしこい調達法
8章 自分や自店に不足する部分は外部の力で補う
著者等紹介
山川博史[ヤマカワヒロシ]
株式会社ワイズクルー・コーポレーション代表取締役プロデューサー。1971年長崎生まれ。23歳で飲食業界に入る。27歳で独立。2年間で5店舗を出店したものの、契約先の経営者が失綜し高額の債務を負う。資金繰りのためにサラ金から融資を受けるが、経営は回復せず2店舗を廃業。残った3店舗の再生・活性化を図り、独自に飲食オペレーションシステムを蓄積。その実績が不動産開発・飲食店展開を行う企業などから評価され、新規出店や業態開発などのプロデュース業務の委託件数が増える。現在は、美川憲一レストランプロジェクト、銀座パノラマプロジェクト、老舗料亭とのコラボレーションによるつゆしゃぶ専門店のほか、出店場所のロケーションを活かしたレストランや居酒屋、バルなどを東京・大阪を中心に10店舗展開。飲食店・商業施設のプロデュースや講演会なども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。