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内容説明
アジアン・カンフー・ジェネレーション、後藤正文はじめての短編小説。本人書き下ろしによる、全ての楽器を演奏した1曲で約46分に及ぶ超大作の読書用アンビエントミュージック(CD)付き。この物語は史実なのか、フィクションなのか―音楽誌「ロッキング・オン・ジャパン」で連載されていた「YOROZU IN JAPAN―妄想の民俗史」が遂に書籍化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kayoko
58
会社の人から面白いからと借りた本。面白いっちゃー面白いけど…って感じだった。なぜ私に貸したの?と思いながらとにかく読むのに時間がかかってしまった? アジカンファンにはたまらない1冊なんだろうな~ 2018/09/21
rosetta
7
★★★★★音楽やる人の書いた小説って当たり外れの幅が大きく読むのも博打みたいなところがあるがこの本は大当たりだった。掌編2編と中編2編。歴史上の人物を主人公に当時の世相を語らせるのだが、その人物が霊になって現代にあって語るスタイル。歴史上の人物と言っても有名人ではない。荘園の荘官や六位の下級官吏。すごくよく調べてある庶民目線で具体的。現代との対比も上手く扱っている。また語り口が軽薄と言えるほど軽妙。でもちゃんと知的。自分とフィーリングやレベルが近い人なのだと思う。付属のCDもいい感じ。2017/08/22
よ
3
死んだ後に何を言っても、人生なんて仕方がないのかもしれない。けれども、そこによくわからない美しさがある。反対に醜さもある。本来、人間のあれこれを譜面のようなかたちで書き残すことは不可能だ。再現できない。歴史だって同じだろう。聴いた人たちの脳が溶けることを祈りながら。2017/10/07
りのん
3
文体がチャラかった。 そのチャラさ軽さがわかりやすく自然に頭に入ってきてグングン一気読みしてしまう程面白かったです。2017/08/10
イノベーター
2
歴史は権力を持つ者が書く。 過去の庶民の生活はロッカーが書く。 http://www.4-de.net/changebook/%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%a1/%e3%80%8eyorozu-%e3%80%9c%e5%a6%84%e6%83%b3%e3%81%ae%e6%b0%91%e6%97%8f%e5%8f%b2%e3%80%9c%e3%80%8f/2017/10/07