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内容説明
セックス・ピストルズの、そしてパンクの“永遠のカリスマ”の謎が今明かされる。初のシド・ヴィシャス完全バイオグラフィ本。
目次
1章 サイモン・ビヴァリーからシド・ヴィシャスへ(ジョン・サイモン・リッチーという名前は出生証明書の上にだけ存在する;ジョン・ライドンに出会った頃のサイモンは、デヴィッド・ボウイに夢中だった ほか)
2章 伝説の幕開け(その日、暴力はセクシーと同義語になった;大量のスピードをやったシドは、初めて自分の音楽的才能を発見した ほか)
3章 ピストルズ、絶頂へ(「今日は人生最高の日だ。セックス・ピストルズに入れて、最高の気分だ」;マルコムは状況をコントロールする術を知らなかった ほか)
4章 早すぎた崩壊(「騙されたって気持ちになったことはあるかい?」;すべてはうまくいくはずだった。小便を垂れるくらいに、簡単に! ほか)
5章 死へのジェットコースター(ナンシーは黒のブラジャーとパンティ姿でシンクの下に倒れていた;保釈された直後、シドはカミソリと壊れた電球で腕を切った ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キャル
6
シド・ヴィシャスは、セックス・ピストルズのグレン・マトロックの後任の(ベースが弾けない)過激なベーシストとして有名。パンク・ロックを地で行く生き方だったが、本来は繊細な性格で、気弱で礼儀正しい青年だった。ナンシー・スパンゲン(麻薬中毒者)と出会ったのが運の尽き。負の連鎖を断ち切ることができなかった悲しい宿命。
nobu23
4
シドに特化して書かれていたので、他のピストルズ本とは違う視点で読めた。解散後の話も多くあって良い。2020/02/11
Punk!Punk!Punk!
0
21年で人生の幕を閉じた シド ヴィシャス。もし今生きていれば、齢60になる。たった数年間 表舞台を駆け抜けた人生。シド以外のメンバーは今だに健在で、再結成し 現役である。パンクはアティチュードかも知れないが、矢張り 反社会的行動や発言、更には暴力、破壊衝動、自虐行為は若さならではのものであるから 21歳でパンクスとして、その人生を全うした シドはいつまでもパンクスであり、ヒーローであり、語り継がれる事だろう。2016/04/24
puna
0
ヴィヴィアン・ウエストウッド好きが昂じて、学生時代に買った本。シドさん、見た目はすきです。2011/12/17