武がたけしを殺す理由―全映画インタヴュー集

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  • サイズ B6判/ページ数 355p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860520267
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

映画監督・北野武の謎がすべて明らかに。12年間に亘る15万字のインタヴュー集。

目次

『あの夏、いちばん静かな海。』
『ソナチネ』
『キッズ・リターン』
『HANA‐BI』
『菊次郎の夏』
『BROTHER』
『Dolls』
『座頭市』

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ライアン

3
10年ほど家の隅で寝かせてから読んだ(笑)。北野武監督作品の当時のインタビュー集。バイク事故前後の「ソナチネ」「みんなやってるか」「キッズリターン」の頃のインタビューが当時の状況が伺えていい。この3作品は久しぶりに見てみたいな。特に20年前映画館で見たきりで浜辺の紙相撲のシーンしか覚えてない「ソナチネ」は。2013/09/07

2
渋谷陽一が「あの夏、いちばん静かな海。」から「座頭市」までの8作品を北野監督にインタビューする本。ロキノンらしい誘導尋問的な部分(渋谷陽一の感想を北野武に言わせようとしているのでは)が少々鼻につくが、映画公開前で評価のほぼ無い時期の作品評は希少。コメディアン「ビートたけし」を映画監督「北野武」がどのように着色していくのかは、実生活(フライデー襲撃事件やバイク事故等)に大きく起因しており、自己が生存する為にフィクション内で二面性を殺さなくてはならないプレッシャーが語られている。三部作以降の出版も楽しみだ。2011/09/26

まさやん80

1
渋谷陽一が北野映画をしっかり咀嚼した上でインタビューしているので、かなり突っ込んだものとなっている。やっぱりインタビュアーがいいと、ここまで話すんだと感心する。 武が映画の中で常にたけしを殺すことで実生活のバランスを取っていたという指摘はとても鋭い。フライデー殴り込み事件、オートバイ事故という事件を経て、北野武映画が徐々に変わっていく様子がビビッドに明らかにされる。武と渋谷の信頼関係がよく分かる。2024/04/24

ビーフハート

1
渋谷氏の発言にウザさを感じるところも少なく無いが、そんなに的ハズレでもなかったりするので、ま~許容範囲かな、と。確かにこれくらいつっこんでいかないと、北野氏は本当にシャイだからほとんど喋らないだろうしw。何にしても、事故前と事故後のインタビューも読めるし、北野映画を語る上では外せない一冊であるのは間違いない。けっこう早い段階で、その後の作品の骨子となるようなアイデアをいくつか語っているのにも驚いた。2013/10/02

カトキチ

0
『あの夏、いちばん静かな海』から『座頭市』までのインタビュー集。聞き手が渋谷陽一なので、映画術ではなく、北野武という人物に迫っているのがすごく惜しい。

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