内容説明
わたしは昭和を「はばかり時代」といいたい―はばかる心、その場所(トイレ)、そして排泄物まで、「はばかり」を主題に人生を語るユニークな自分史。子供時代のトラウマから戦場の苛酷な体験、そして大病を得ての身体的経験等々を赤裸々に綴る。古今東西の豊富なエピソードを紹介する「排泄文化考」も収める。
目次
第1部 戦争の激流(便利の「便」は便所にも;幼年;少年;青年)
第2部 平和への夢(壮年;排泄文化考;老いの癌戦争;癌戦争を終えるには;終末人生の気力)
著者等紹介
木下博民[キノシタヒロタミ]
1922年愛媛県宇和島市で生まれる。1940年市立宇和島商業学校卒業。住友鉱業株式会社入社。1942年出征。中国・湖北省、湖南省、東北ハルビンなど大陸を彷徨。1946年復員後、井華鉱業株式会社(住友鉱業株式会社の後身)に復職。1960年日本電気株式会社(NEC)に移籍。1970年NEC分身会社・日電厚生サービス株式会社(現、株式会社NECライベックス)設立と同時に出向。1981年同社専務取締役。1983年NEC分身会社・株式会社日本電気文化センター(現、NECメディアプロダクツ株式会社)社長。1989年退任。2018年6月8日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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