内容説明
第二次大戦中、華の旧制六高から、終戦後の混沌の中での京大を経て、船医、ドイツ留学、そして大学教授と歩んだ一医師の人生を語る。
目次
第１章 戦争の影響を受けた学生時代（仮死状態で誕生；一生の恩人・小学校の本村先生 ほか）
第２章 心機一転、皮膚科へ（京都大学皮膚科教室；結婚 ほか）
第３章 ドイツ留学（教授の視察旅行についてドイツの大学を見学；ドイツ皮膚科学会―松本信一教授の代理でホフマン賞を受け取る ほか）
第４章 ニキビ研究開始（日本の皮膚科学会でも新しい研究テーマ、ニキビ；アサヒ大学 ほか）
著者等紹介
朝田康夫［アサダヤスオ］
大正１５年、香川県高松市に生まれる。昭和２４年、京都大学医学部を卒業後、京都大学附属病院外科に入局。その後、皮膚科に転じ、関西医科大学皮膚科助教授に就任。昭和４０年、ドイツ・ヴュルツブルク大学留学。関西医科大学皮膚科主任教授、同病院長を経て、関西医科大学名誉教授。現在、医療法人朝田皮膚科クリニック院長。平成６年、アクネ（ニキビ）研究懇話会を設立する（会長）。主な活動、日本皮膚科学会名誉会員。ドイツ皮膚科学会名誉会員。ポーランド皮膚科学会名誉会員。韓国皮膚科学会名誉会員。アメリカ皮膚科アカデミー終身会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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