100年インタビュー<br> 夢うばわれても―拉致と人生

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100年インタビュー
夢うばわれても―拉致と人生

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  • サイズ B6判/ページ数 123p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569781938
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

夢と希望を断ち切られ、生きることは、挑戦だった。帰国後の日本での暮らしも、挑戦…。挑戦とは、現実から逃げないこと。24年間の拉致体験と現在を語る。

目次

第1章 故郷・柏崎にて(故郷で暮らすいま;著作へかける思い;半島への旅の理由;韓国で見つめたもの;反日教育のその裏側で;韓国人の国民性;洞察力の陰に)
第2章 拉致の記憶(大学三年生の夏休みに;抵抗とあきらめ;家族の支え;生活の実態は…;唐辛子、大豆は貴重な食材;寒さをしのぐl望郷の念)
第3章 二十四年ぶりの祖国で(二十四年ぶりの「一時帰国」;うれしい再会と、苦悩;故郷での再出発;翻訳家として生きる;翻訳のプロとして;自由であること:生きるとは;拉致問題への思い;自分の視点で、半島と日本をつねいでいく)

著者等紹介

蓮池薫[ハスイケカオル]
1957年新潟県生まれ。新潟産業大学専任講師。翻訳家。中央大学法学部3年在学中の夏、新潟県柏崎市の実家に帰省していた時、「拉致」という国家による犯罪に巻き込まれ、北朝鮮で24年間、自由を奪われた生活を余儀なくされた。2002年に帰国後は、中央大学に復学。2005年、初の翻訳書『孤将』(新潮社)を刊行。2008年3月、大学を卒業。現在、翻訳、大学専任講師と、多忙を極める生活をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

26
とてもあっさりと書かれているため却ってどれほどのことがあったろうかと察してしまう。まだ言えないことがたくさんあるのだろうなぁ。一刻も早い解決を!2014/01/30

むつこ

16
今更ながら、拉致被害者だった蓮池さんのインタビュー本。知りたかったことがやっとわかった、もっと早く読めば良かった。まだ伝えられないことがたくさんある中で、伝えられるギリギリの言葉に胸が震えた。日本の食べ物に似たものを食べて力づけられ、絆を全部つなげられる解決策を追求してほしいと望んでいる。一日でも早く解決してほしい。2017/08/30

喪中の雨巫女。

11
《私‐図書館》どうされているかは、気にはなっていた。拉致というあり得ない被害に遭い。日本に、帰国されて、どう過ごされてるのか、気になっていた。しかし、野次馬みたいなことは、したくないし、翻訳された本は、見たことはあるけど気になってました。今度著書読んでみます。2011/11/30

うめぼし

7
拉致被害者の蓮池薫さんの本。今(2010年)は公務員と翻訳家の仕事をされている。文字が大きく二日で読めた。日本に戻って自分の稼いだお金で子供達を育てられることが生きがいになると。北朝鮮では自分の子供でも国がすべてレールをひいていたようだ。2016/10/17

じゃりんこチエ

6
拉致されてから帰国できるまでが簡単に書かれている。字も大きく、振り仮名もふってあるので、幅広い年代に読んでもらい、拉致被害者の帰国のためになるようにという思いがわかる。拉致されてから、北朝鮮で暮らすことになっても、どのようにして順応して生き延びようかと考えながら生活する様もわかり、やはり頭の良い人なのだと思った。もっと詳しいことを知りたくなった。2013/01/13

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