出版社内容情報
大迫知信&おばあ[オオサコトモノブ アンド オバア]
著・文・その他
内容説明
おにぎり編、ユニークさが際立つ、貼り付け系+埋め込み系+顔系おにぎりなど25ネタ。ディナー編、謎のメニューや手間暇かけすぎメニューなど12ネタ。記念日編、前代未聞の誕生日の献立や季節ごとのパーティーメニューなど6ネタ。「おばあちゃんの手料理」とは程遠いけれど、なぜかほっこり。
目次
おにぎり編(ぶつ切りイカ天と青のりのおにぎり;シジミの佃煮集合体おにぎり;青のりで健康長寿!?炊き込みごはんのおにぎり ほか)
ディナー編(毎回サプライズ!おばあの揚げ物;和洋折衷すき焼き定食;冷やし中華風麺類一年中やってます!? ほか)
記念日編(サプライズは通用しない!?おばあの誕生日;手間暇かかったおにぎりの原点!?おばあの太巻き;超豪華!バレンタインデー ほか)
著者等紹介
大迫知信[オオサコトモノブ]
1984年、大阪府生まれ。フリーライター、京都芸術大学非常勤講師。大阪工業大学大学院修了、技術職として沖縄電力勤務。3年で退職し、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)に入学。生活費を浮かすために、実の祖母の手料理を食べ始める。大学卒業後はフリーライターとして、体当たり取材もいとわず、書籍のブックライターから紙媒体、Webまで幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
43
何だろう、心の奥底に感じるものは?見た目から受けるエネルギーは半端ないものがある。食べてみたいと思うし、美味しいだろうとも思う。しかし、それ以上にあるものは、おにぎりを握るということ、食事を作るということへの、おばあの思いだろうと思う。食事、食べる人の身心の一部になるものを作るということ。ここを、改めて考えてみる。2023/04/23
たまきら
33
凝ってるわけじゃない。豪快で、雑で、マイペースなごはんは、夢のために会社を辞め大学に入りなおした孫のためにおばあちゃんが作ったもの。夕飯は一緒に。そして翌日の朝・昼のおにぎりを「作ったる」な、おばあ。おかずが張り付いたおにぎり(いか天スナックやフライにはのけぞりました)、キャラ弁?なおにぎり…。大笑いしながら楽しみました。これ、良い映画になるんじゃないかな?2023/09/15
BLANCA
27
先に読んだ『思い出ごはん』に書かれていた話が面白かったので。筆者は物書きへの夢が諦められず、入社した会社を3年で退職。大学に入り直して…そこから始まる「おばあめし」。表紙のおにぎりもインパクト大!ですが、紹介されているご飯のどれもが凄い! とても独創的な見た目と、素材の組み合わせ。筆者もまずは見た目に驚くけれど、食べてみると「おばあ、最高や!」と大絶賛。この「おばあめし」の美味しさは孫でないと分からないのかもしれないなぁ。料理も面白かったけれど、二人の会話も楽しかったです。2023/05/26
凸凹パレード
9
理屈を超えた破壊力抜群のおばあの料理。人を思う気持ちが滲み出てる料理。ありがたや、ありがたや。2023/03/28
moco
9
サラメシから。おばあの大胆な発想のおにぎりとそれを自慢気に紹介する孫である筆者にほっこり。たけのこの炊いたん、懐かしい言葉。2023/02/27