内容説明
無理をしなければ、ラクに生きられる。
目次
第1章 無理をしない心得(それなりに楽しく会話をするコツ;話上手である必要はない ほか)
第2章 今を楽しむ心得(愛しているものが多いほど、人は幸せになる;生きがいを持つと、楽しい時間が過ごせる ほか)
第3章 こだわらない、とらわれない心得(ありきたりで無個性な服が、自分を自由にする;物にこだわると、その物に振り回される ほか)
第4章 ラクに生きる心得(言葉を上手に使って、ラクに生きたい;神にゆだねて謙虚になる ほか)
第5章 老後の不安を消す心得(老後は意地を張らずに、人に甘える;子育てにかかわれなかった分を、孫育てでお返し ほか)
著者等紹介
樋口裕一[ヒグチユウイチ]
1951年、大分県日田市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、立教大学大学院博士後期課程満期退学。現在、多摩大学名誉教授。通信添削による作文・小論文専門塾「白藍塾」塾長、東進ハイスクール講師、MJ日本語教育学院学院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
49
東進の小論文の先生。字数ピッタリ。起承転結、要点バッチリ。それでいて、内容を流すことなく、山場を作り、読み手の心を動かす。と、いう風に書いてらっしゃる?(笑)いやいや、そんな意地悪は言わない、イヤなことはしない! 実は、この題名、常々の私の指針。世間は狭くなったかもしれないが、とっても楽です。2020/05/25
団塊シニア
14
人間関係を作るのも言葉、言葉によって仲良くなったり悪くなったりする、信頼を得るのも言葉、失うのも言葉、言葉の力は絶大である、作者の言葉に対する熱い思いが伝わってくる内容には共感できる。2020/06/03
さとうはるみ
8
p71 ちょっとキザな言い方になりますが、 クラシック音楽を「心の故郷」だと思っています。 p73 しかし今は、私を育ててくれたのは音楽だと思っています。 音楽がなければ、今、私はこうしていないでしょう。 感動を得ていないでしょう。 人生を楽しんでいないでしょう。 多くの人は、辛いことがあると 故郷に帰ります。 私は辛い時期、音楽を聴いて過ごしました。 2024/12/14
呑司 ゛クリケット“苅岡
1
自己規制しない、人に多くを期待しないを標榜し、この著作は始まるが、読み進めて行くに従って私の矜持と結局は同じことを言っていると分かった。ちなみに私の座右の銘は人に厳しく、自分に優しく だから同じだ。違和感があったのが、愛するモノが多い程幸せだと言っている部分。私は終活を意識してから愛するモノをなるべく減らして行こうと努めている。執着を一つずつ減らす度に、身体が軽くなると感じている。2022/12/02
ともこ
1
さくっと読めた。なぜだろう?筆者が小論文の先生だからかな?『愛してるものが多いほど、人は幸せになる』ここが一番響いたかな。筆者の音楽、映画、本好きには感服。楽に生きる、ぼーっとしてもいいし、運動もしていない。その考えも面白いね2022/02/23