世界を変えた名演説集―その時、歴史は生まれた

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860292959
  • NDC分類 280.4
  • Cコード C0031

内容説明

すぐれた演説は永遠に生き続け、生きる勇気と明日への夢を与えてくれる。

目次

モーセ―十戒(出エジプト記二〇章一~一七節)
ナザレのイエス―山上の垂訓(マタイによる福音書五~七章)
ムハンマド―コーラン二章一四四~四五節、一四七~五〇節
アッシジの聖フランチェスコ―鳥たちへの説教、一二二〇年頃
エリザベス女王一世―一五八八年、ティルベリーでイギリス軍部隊に宛てた演説
チャールズ一世―一六四九年一月三〇日、絞首台での演説
オリヴァー・クロムウエル―一六五三年四月二〇日、残部国会を解散
ジョージ・ワシントン―一七九六年九月一七日、大統領を去るにあたっての演説
トーマス・ジェファーソン―一八〇一年三月四日、大統領就任演説
ナポレオン・ボナパルト―一八一四年四月二〇日、親衛隊との別れの演説〔ほか〕

著者等紹介

モンテフィオーレ,サイモン・シーバッグ[モンテフィオーレ,サイモンシーバッグ][Montefiore,Simon Sebag]
歴史家で著作家。“Potemkin:Prince of Princes”は、サミュエル・ジョンソン、ダフ・クーパー&マーシュ伝記文学賞の最終選抜候補リストに上った。また、“Stalin:the Court of the Red Tsar”は、イギリス文学賞のうちのヒストリー・ブック・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した。イギリス王立文芸協会の特別会員

平野和子[ヒラノカズコ]
東京都の生まれ。東京女子大学英米文学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

11
なかなかいい本だと思う。古今東西、どの頁でも教えられることが多い。トーマス・ジェファーソンは、6か国語も学んだという(57頁)。調和と愛情を強調される(60頁)。エイブラハム・リンカーンは熱心に読書した(70頁)。モハンダス・ガンジーは非暴力の抵抗を(84頁)。F.D.ルーズヴェルトは幸福は達成の喜びと創造的な努力の興奮にある(143頁)。J.R.オッペンハイマーは自分の知識を他人と分かち合うのが科学者最高の価値との指摘(172頁)。ただ、ブッシュ元大統領で終わっているのはよくない。イラクは今でも戦場だ。2013/04/25

磁石

8
いろんな「あなた」に向けて叫ばれた言葉。扇動したり諭したり鼓舞したり、バラけていた人の集団をひとつの群れに変える力を持った言葉。文章としてみると、あのヒトラーはまともな事を言っているだけで、むしろルーズヴェルトやチャーチルの方が怖いぐらい。演説には、声やその場の雰囲気も充分以上に重要なのかと思う。2014/08/14

nakmas

3
何度も読み直したい本がまた一冊増えた。 人は、人の言葉によって、何かを感じ取って動き出す。時勢も動き出す。 副題の「歴史が生まれた」は言い得て妙。2015/12/28

真弓Trick

0
「無関心には誘惑的な側面があります――それどころか、魅力的でさえあります。被害者から目をそらすことははるかに簡単です」「他人の痛みや絶望に関わりを持つことは、結局のところ、面倒で厄介なことです。無関心な人にとって、その隣人は、何の結果ももたらしません。ですから、その隣人たちの生活は意味を持たないのです。彼らの隠れた、あるいは目に見える苦しみでさえ、何の関心もないことです。無関心は他者を抽象的な概念にさせてしまいます」(p.296、エリー・ヴィーゼル)2015/09/27

うわまに

0
こういうのを読んでみたいなーと思ってて、その時これを見つけて読んでみた。昭和天皇にブワッ。マンデラさんにブワッ。2010/07/30

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