内容説明
プロはどのような機材を使用し、どのように作曲をしているのか?16名のミュージシャンの創作部屋を大公開。
目次
鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)
クボケンジ(メレンゲ)&木下理樹(アートスクール、キリング・ボーイ)
オリヴァー・アッカーマン(ア・プレイス・トゥ・ベリー・ストレンジャーズ)
小宮山雄飛(ホフディラン、ユウヒーズ)
高桑圭(カーリー・ジラフ)
堀込高樹(キリンジ)
ミト(クラムボン)
佐藤清喜(マイクロスター)
伊藤ゴロー(ナオミ&ゴロー、ムース・ヒル)
深沼元昭(メロウヘッド、プレイグス)
キャロライン(マイス・パレード)
タテミツヲ(Flat7、コクトー・ツインズ)
ショーン・オヘイガン(ハイ・ラマズ)
ハコザキミナコ(ミナクマリ)
西寺郷太(ノーナ・リーヴス)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴミ
2
宅録は自由。2012/07/15
の
1
プロ・ミュージシャンの自宅スタジオを尋ね、音楽の生まれる過程を辿った本。ProToolsやGarageBandの登場で自宅録音の技術が格段に進歩し、インターネットで繋がることでベッドルームから即座に世界に配信することができるようになったが、根底にある「曲を作る」ことが変格したわけではなく、鍵盤や弦を弾いてそれらを録音することは変わっていない。それでも各人のこだわり(楽器が所狭しと並ぶ人や、パソコン一台で全てを賄う人等など)が複数枚の写真から見てとれる。2012/03/25
doji
0
自宅スタジオのレイアウトはけっこう悩みどころなのだけど、この本をリファレンスとしてぺらぺらめくっているだけで、新しいアイデアが浮かぶ。内容も、自宅録音家が作曲について語るもので、肩肘張ったものではなく、読んでいてそうだよな、大事なのってそこだよな、といった感じで、なんだか安心すると同時に励まされもした。ときどき読み返すんだろうな。2015/02/18
弦舞茶
0
非常に参考になり、作曲への世界観が広がります。2012/10/25
nizimasu
0
ベッドルームミュージックがどのようにできているのか、音ではなく、部屋から見るという視点が肝。機材にその人となりがでるように実に個性的な部屋ばかりで、かつての都築響一の「TOKYO STYLE」を思い出した。一方、元ミュージシャンのライターさんの手によるインタビューもなんだかほのぼのとしていて、音楽を作るスタイルというものがあるのでは、と思う今日この頃2011/11/19