内容説明
本書は、小田島等による簡単筋書きをベースに、あえて科学的な考証や、学術的な統計を無視した人選のライターやデザイナー、ミュージシャンなどが、20年後の世界を予測して書いたものである。「アクトノベル」で立体的に体験する20年後の世界。2027年の日本を舞台にまきおこる刺激的な物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風眠
1
未来のことを想定して書かれた小説なのに、なんだかレトロチック。そんな不思議で独特な雰囲気が、すごくすごく好き! 違法電波でラジオ放送するシーンの、だらだらと続く会話がたまらなく好きだし、未来のレシート、密造した本、アドレスをメモしたポストイット・・・、そういうのが本の所々に挟まったデザインになっていて、嘘のお話なのに、まるで本当のことのように読者を錯覚させる仕掛けがにくい。隅から隅まで、おしゃれでポップでカルチャーな一冊。2013/01/17
fantamys
1
サブカルとして、小説として、非常に面白かった。途中まで独自の世界観を感覚的にぶつけられて震えた。2012/08/29
AyaNeeee
0
表紙に惹かれて読んでみました。正直私には内容が分からなかったです(笑)でも今の時代に無いものが、20年後確かに進化して存在していそうだなぁ〜とわくわくしてしまいました!何度か読まないと内容を理解出来ないのかな〜2012/08/20
bere
0
「紙様」