九条の何を残すのか―憲法学界のオーソリティーを疑う

個数:

九条の何を残すのか―憲法学界のオーソリティーを疑う

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月04日 18時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B40判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784860114909
  • NDC分類 323.142
  • Cコード C0032

出版社内容情報

本書は半世紀以上にわたり弁護士として法律と向き合ってきた木村晋介が高名な憲法学者の学説への批判を通じて憲法九条と日本の安全保障の関わりを改めて考えてみようと提言する本です。

始まりは憲法学界のオーソリティーであり、最近の憲法問題について活発に発言を続けている長谷部恭男東大名誉教授の憲法九条解釈のあり方や集団的自衛権についての主張でした。傘寿を前に、人間という生物はなぜ戦争をするのか、どうすれば戦争を避けることができるのかを考えていた木村弁護士は長谷部教授の発言に自己矛盾と専門家中心の権威主義的発言がなされていることに疑問を持ち、教授の誤った学説や主張を反面教師として、集団的自衛権や憲法改正の是非など憲法をめぐる基本的なテーマについて、わかりやすい解説を提供したいと考えました。

そのために本書は全編を木村晋介と瑤子という女性の対談形式としてし、難解な言葉を使った独りよがりの主張にならないように心がけました。

新しい安保法はいかに解釈されるべきか、限定のない集団的自衛権の行使を認めるような憲法の改正が行わる可能性が高い今、それを回避することはできるのか。そのためにこそ、人々の英知が集まられるべきだというのが著者の主張の骨子です。

内容説明

偏った憲法論に新しい時代のフェアネスを!

目次

第1部 長谷部教授の自衛隊合憲論(自衛隊を合憲といえるか;長谷部教授の不思議な自衛隊合憲論)
第2部 長谷部教授と集団的自衛権(長谷部教授の不思議なアイスクリーム;変更された政府解釈;限定要件は縛りになるか ほか)
第3部 長谷部教授と憲法改正(なぜ国民投票は実施されないのか;ドイツはどうやって変わったか;長谷部教授の不思議な護憲論 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しまんと

1
 冒頭著者いわく、「高名な憲法学者の学説の批判を通じて、憲法9条と日本の安全保障の関わりを明らかにすることを目的としています。」だそうです。  難しいテーマであることがわかりました。2024/08/23

みんな本や雑誌が大好き!?

0
これはとても知的刺激に富んだ本でした。木村さんというと弁護士ということは知っていました。テレビで見かけたこともあります。椎名誠さんの友人?  この本の版元の「本の雑誌社」といえば「本の雑誌」を刊行している出版社。そこから、こんな「硬派」の本が出るとは驚きです。 中身は木村さんと憲法の勉強をしている若い女性との対談形式です。「オーソリティー」の「ターゲット」(標的)は、憲法学界の重鎮ともいうべき長谷部恭男東大名誉教授です。朝日新聞などでは「平和憲法の味方」という感じでよく登場されている方を批判しています。2024/10/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21927444
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品