内容説明
本書の原型となるものは2006年9月号の『アサヒカメラ』の本書と同タイトル「ONCE UPON A TIME」の特集で構成した8ページものである。一枚づつの写真にはそれぞれの「ものがたり」があり、それらを組み合わせることでまた違った新たな「ものがたり」が生まれてくるのではないか、という意図をこめて編集した。
目次
モンゴル、ムングンモリト(1995年)
旧ヤクート自治共和国(現在のサハ共和国・1985年)
ミャンマー(2001年)
タクラマカン砂漠、米蘭(1988年)
夏の雲(撮影年不明)
チベット、ラサ(2002年)
パラオ、カープ島(1983年)
ミャンマー(2001年)
アラスカ、ポイント・バロー(2005年)
カンボジア、プノンペン(2003年)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takeapple
4
椎名誠のモノクロ写真集。色々想像できていいなあ。年末に眺めるのに最適。2007/12/31
ダンスにホン!ころりん
3
130613読了 雨が静かに降る夜はこの本を眺めたくなる。宝物の一冊2013/06/13
ダンスにホン!ころりん
1
もう数えきれないぐらいに眺めている。すると写真が動き出し、私の中で物語が始まる。見るその時々でストーリーは変わる。写真でしか見たことのない風景なのに、いつか読んだ椎名さんの小説とそのときのイメージが作り出す私だけの物語。作家であり写真家でもある椎名さんの写真集ならではの楽しみ方。ファンとして、この本はたまらない一冊。宝物です。2012/07/10
calaf
1
白黒写真のみから、物語を生み出せ!2006/12/02
ミメイ
0
☆4
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- 和書
- ウィーン物語 新潮選書