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出版社内容情報
手に入れるはずの幸せを見失い、もう戻れない諦めの先に、それぞれが見るものは――。 SNSを沸かせた“タワマン文学”初のコミカライズ。同名の“虚無と諦念のショートストーリー集”を原作に、東京に暮らす男女(ひとびと)を描く。麻布競馬場による原作未収録の小説『今年で31歳になる』、川野倫による各エピソード描き下ろしも特別収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろねこ文学
5
辛っ!! これは辛い…、虚無感のなか怠惰に人生を消費するアラサーくらいの人々が出てきて、ちょっとこれ、えぐられて辛いわ。もうちょいで泣いちゃいそうでした。みんなそれぞれ挫折を抱えてて、虚無から目をそらす港区女子とか、超切ないわ~。固有名詞がやたら出てきて妙にリアル。都会の孤独…心がささくれる。最初の話が個人的に身に覚えがあり、死んだ…。女性の立場が自分なんだけどね。まあ自分が未熟なだけだけど。好みは別れるかもだけど、切なくなる話が多くて、ちょっと複雑な気持ちになりましたね、いや、恥ずかしい若気の至り🥲 2023/10/21