感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
47
メンタルの本は沢山あるけれど、体験型です。絵と言葉と質問で進みます。「赤い風船をイメージしないでください……🎈イメージしますよね🎈」そのような感じです。私がこの本を手に取ったときは、かなり複雑な複数の悩みを同時に抱えていました。その中でなぜか古い記憶の悩みもぶり返しました。大混乱！きっかけを求めてこの本を試し、古い記憶に向き合ってみました。消えはしませんでしたが、手の届かない距離にしまうことができました。しかし、かなり疲労します……悩みの種類や個人差はあるでしょうが、私の体験談を紹介しました🎈🎈2019/09/05
ちさと
26
言葉を持つものだけが苦悩する。苦痛と苦悩の違いは、苦悩が「今直接的な刺激がないのに不快に思う」こと。言葉によってつくられた思い込みによって、頭の中の仮想現実がリアル感を帯びて悩む。言葉のルールから抜け出すためのたくさんのエクササイズを通して、自分の思考パターンを理解して、苦悩を受け入れるための本です。語り口が柔らかで親しみやすく、好印象○2018/11/23
りん
6
人生は映画だ。ポジティブな感情もネガティブな感情も、味わう価値がある。お金を払って、感情に偏った映画を見ることはない。退屈な人生は望んでいないのだ。自分は主人公として、苦しみ悲しみをバネにして、前向きな一歩を踏み出す選択ができる。2021/03/06
Rup_ueno
2
ストレス・メンタル系の本をざっと10冊読んだ中の一冊。 読んだ中でもベスト１・２を争うのではないか。 さっと読むだけなら一時間で読めたが、 中にある「エクササイズ」と呼ばれるワークブックを、土日に腰を据えて取り組んでみると、すごく良かった。 ワークは、邪魔が入らないところで集中してやるべきだし、ここがやりきれるかどうかで、この本の価値が変わるだろう。 結果としては、一番読み切るのに時間がかかった一冊となったが、それだけの意味はある本だと言えるだろう。 2018/06/17
Trior
1
つらいことがあったときに、「つらい」を理由に逃げないこと。「つらい」にであったとき、「逃げる」は良くない選択。「受け止める」が正解。そのうえで、「つらい」に関連するさまざまな人を想定しながら、自分の頭であるべき認知、あるべき対応策を考える。「逃げてばかりいても何も好転しない」と気付いたときに読むと、ワークに取り組む理由も明確なのできちんと取り組もうと思う。大事なのはワークからの気づきなので、ちゃんと時間を取ってやりきろう（今はまだ後半ができていない）。2024/08/19
