目次
フランスの旅
スイスの旅
北イタリアの旅
南イタリアの旅
チュニジアの旅
アルジェリアの旅
著者等紹介
伊原正躬[イハラマサミ]
1943年千葉県生まれ。1968年厚生省入省、その後、経済企画庁、行政管理庁、宮内庁、愛知・大阪厚生年金会館等に勤務。2009年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
荒野の狼
4
アンドレ・ジイドの“背徳者”はフランス、イタリア、スイス、チュニジア、アルジェリアの各地を舞台とする小説なので、地理的知識があれば小説の楽しみは増える。この本には、簡素な周辺地図が一枚掲載されているので、これは役に立つ。しかし、まず注意しなくてはならないのは、本の最初に背徳者の筋がすべて書かれてあるので、背徳者をまだ読んでいない読者には勧められない。2013/01/12
905
1
小説の理解に何か役立つかと思ったがまったくの期待外れ。金のある年寄りの散漫な旅行記を読まされただけだった。食い物や観光地の話ばかりじゃなく、もう少し小説世界を心情的に追体験しようとでもしてくれれば違ったのに。現地の写真が豊富なのが唯一の救いか。2021/06/01