法的思考のアクチュアリティ―どんな学校でも教えてくれない法哲学

法的思考のアクチュアリティ―どんな学校でも教えてくれない法哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 126p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784847122255
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C3332

内容説明

法曹の卵である著者が、「法の支配」の論理を駆使して、マルクス価値論、アドルノ哲学を徹底的にわかりやすく解明した異色の著作。実務法曹、裁判員そして「現実の中での哲学」を学びたい人のための本当に役に立つ哲学入門書。

目次

第1部 法的思考の基礎(コペルニクス的転回として法の支配、あるいはカント;客観的精神と法の力、あるいはヘーゲル)
第2部 法的思考の脱構築(マルクスの唯物論;アウシュビッツと原爆のあとで;崩壊の哲学)

著者等紹介

田村智明[タムラトモアキ]
Wセミナー専任講師。東京大学教養学部卒。都市銀行に就職。退職後、Wセミナーに学び、平成9年度司法試験最終合格を果たす。立命館大学文学研究科博士課程単位取得退学(西洋哲学専攻)。現在は同大学院研究生。宅建及び不動産鑑定士第二次試験合格者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえ

9
「真の自由とは極めて普遍的、社会的な性質をもつものなのである。しかし、このことはまた個性尊重思想の思いもよらない逆説的な帰結をもたらすのである。すなわち、この社会における個性というものの性格が社会的なものであるとするなら、個性の尊重とは結局社会の価値観の尊重というあからさまな保守主義へともつながるのである。…その事実をあからさまに語る言い方が、憲法理論で通説とされている「公共の福祉(12条、13条)とは人権の内在的制約だ」というあれであろう。個人の尊重を原理とする社会がなぜ個性抑圧システムを作り出すのか」2020/08/25

ta-san

0
1年次法学概論Ⅱレポート参考文献。2010/01/18

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