出版社内容情報
選手として、社長として「チームを救う」。
一度は倒産した北海道のプロバスケットチーム。立ち上がったのはバスケットボール界のレジェンド・折茂武彦だった。日本人で初の10000得点(帰化選手を除く)を記録し、49歳までトップリーグでプレーをした男は、選手を続けながら「経営」の厳しい現実に直面する。重なる借金、Bリーグ不参加の危機、債務超過に陥った日、呼吸困難、不信・・・約10年のときを経て、ようやくたどり着いた3期連続の黒字化。
選手として、経営者として折茂武彦は何を考え、どう行動してきたのか?
地域密着の本質とは?
絶対に曲げることのない「信念」とは?
どうすればトップでい続けられるのか――?
経営の原点、選手としての哲学、これからの北海道とスポーツビジネスへのヒントが詰まった、渾身の一冊。
内容説明
「人」の前に「お金」を考えてはいけない。―Bリーグ「屈指」の集客力を誇るチームの秘密。「給料未払い」「自腹経営」「日本代表」「トヨタ自動車」いくつもの過去をいまに繋げる。
目次
第1章 選手で社長、バスケットボールと経営(「人」より前に「お金」を考えない;「人」を動かすために必要なこと;「信頼」獲得の肝は自分の中にある)
第2章 勝者のメンタリティ(人生の99%が後悔でもいい)
第3章 必要とするより、されろ(チームに、人に「必要とされる」ものであれ)
第4章 返す(「やる、やらない」は覚悟「続ける、続けない」は情熱)
第5章 2019(「自分の形」は無駄を省いた所にある)
著者等紹介
折茂武彦[オリモタケヒコ]
1970年5月14日生まれ。埼玉県出身。Bリーグ1部(B1)に属する、株式会社レバンガ北海道代表取締役社長。2019‐20シーズンまで27年間、選手としても活躍。ポジションはシューティングガード。1993年にトヨタ自動車(現アルバルク東京)でキャリアをスタートさせ、リーグ、天皇杯合わせて4度の日本一に貢献。2007年にレラカムイ北海道へ移籍、その後、経営難によりチームが消滅すると、2011年にレバンガ北海道を創設し、選手兼社長を務めた。帰化選手を除く日本人初となる通算10000得点を記録したほか、1994年に初出場した日本代表においても、2009年までの長きにわたり中心選手として活躍。引退後、Bリーグナビゲーターにも就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
ミキミキ
れな@がんばれレバンガ
あんこ
牧神の午後