出版社内容情報
「あなたの国語力、二歩前へ!」
国語・漢和辞典、文芸書、実用書、雑誌の校正を主な業務とする校正プロダクションが、作家、新聞記者、編集者などプロも間違える日本語を、さまざまな例文を挙げながら、赤字で徹底的に解説します。
さっそくですが、下の3つの文から、誤植を見つけて正しい字に直してみましょう!
1.今年還歴を迎える
2.ぐうの根も出ない
3.花を仏前に備える
内容説明
あなたの国語力、二歩前へ!
目次
校正の職分
「社長のコラム」は誤用だらけ
言葉のドレスコード
漢字変換の落とし穴
慎重な校正者は決め付けない
付録 誤字・誤用発見30問
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりん
14
日本語って難しいと再確認する。校正・校閲者の方々のお陰で新聞や書籍を気持ちよく読むことが出来ていることに感謝。知識とセンスを身につけるのは難しい。2018/12/27
ブロッコ・リー
5
いかに生半可な知識というか、うろ覚えや勘違い、さらには便利な日本語かな漢字変換の選択間違いに影響を受けているか分かった。国文法は難しい。手元の日本語文法書を読み直そう。2021/01/11
たけお
3
装丁デザインから「ライトに読めそう!」って思い手にとってみたところ、、、トンデモナイ(笑)。なかなかハードコアな内容でした。言葉の誤用を表層的に正すだけでなく、その理由や由来まで記すツッコミっぷり。助詞とか助動詞が入ってくる説明とかではちょっと難しくてわからんちん、でした。ガチな校正屋さんである著者。しかし決して職人気質を押し付けることなく、コンテクスト(テキストのみならず時代なども含め)を鑑みて言葉を扱うそのフラットな姿勢に好感が持てます。シリーズ化して日本語の価値をさらに高めてほしい!と思えた一冊。2020/02/08
osakanazuki44
3
例文を校正・校閲して、言葉の誤用・成り立ちを紹介。「繙く・紐解く」、「初年」、「挽回」の意味や使い方を間違えていたかも。2019/11/14
miho
2
【2019-016】【図書館】たしかに、『ワンランク上』。 私には少々難しかった。 誤用に関する箇所を主に読み、文法の部分は読み飛ばした(^^;) 喧々囂々とと侃侃諤諤、まさに!!ケンケンガクガクって勘違いしてた…難しいけれど勉強になった!2019/04/19