出版社内容情報
「なんて言えばいいんだろう……」
いつも悩んでいる人へ!
○10万部突破!
『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』
著者が教える頭の中の「整理」→「言語化」の極意
■「自分の考えを言葉にして、うまく伝えられる人」が評価される
「なんて言えばいいんだろう……」
「こんな雰囲気のことを伝えたいんだけどな……」
話をしているときでも、文章を書いているときでも、
こういったことはよくあります。
「頭の中で考えていることを、言葉にして、うまく伝える」
この技は、社会人になると、非常に重要になります。
会話、説明、プレゼン、交渉、文書作成、会議……
あらゆることでコミュニケーションが成り立たなければ、
ビジネスもプライベートもうまくいかないからです。
「あの人は、何を考えているのかわからない」
「あの人は、何を言いたいのかわからない」
「あの人は何も考えていない」と思われてしまえば、
社会人としてのレベルを低く見積もられてしまいます。
どんな考えも、言葉にして外に発信しなければ、
考えていないことと同じで、なんの意味も価値も生みません。
本書では、言葉の専門家が、
「思考を言語化し、わかりやすく伝える技」を紹介しています。
■言葉のプロフェッショナルが教える“シンプルな技”
日本人には、独特の
「思考を言葉にする型」「言語を理解する型」があります。
これらを知ることで、自分の考えを言葉にして、
うまく伝えることができるようになります。
著者の専門は、音韻学、書誌学、文献学であり、
言葉についての研究です。
日本人が「どんな言葉によって動かされ、
歴史がつくられたのか」ということまで研究しています。
さらに、研究結果を発表したり、大学で講義も行ないつつ、
講演会で話をしたり、メディアに出演して情報を発信しています。
これらの研究と経験から培った、
「自分の考えを言葉にして、うまく伝えるシンプルな技」を
ご紹介しました。
【思考の可視化】「考えを2つの軸に当てはめると、思考が整理され、明確になる」「他者になりきり、思考の堂々めぐりを防止する」
【思考の言語化】「40文字のクセづけで言語化が上達する」「4割捨てて内なる言葉をつくる」
【語彙力を高める】「言葉は暗記せず、文字の形を見る」「昔の新聞を眺める驚きの効果」
【伝える技術】「動詞が最後にくる理由を知る人は伝え上手」「日本人のリズム五・七調を心がける」
【説明の技術】「この接続詞の使い方で、相手は自然に話の流れをつかんでくれる」「エリートは副詞に感情を乗せていた」
……など、ひとつでも実践し、言葉を武器にして、
社会人としてのレベルを底上げしてみ
内容説明
「なんて言えばいいんだろう…」がなくなる!思考の「可視化」「言語化」「伝え方」の3ポイントがわかれば、“話”も“文章”も、言いたいことが伝わる―結果が変わり、社会人としての評価が格段に上がる。
目次
第1章 自分の頭の中の考えを言葉にして、うまく伝えられる人が評価される
第2章 まずは、思考を整理して、可視化する
第3章 思考を深めて言語化する
第4章 表現の幅を広げる「語彙力」のつけ方
第5章 日本人には特有の「伝わりやすい言葉のパターン」がある
第6章 わかりやすく説明するための一工夫
著者等紹介
山口謠司[ヤマグチヨウジ]
大東文化大学文学部准教授。1963年長崎県佐世保市生まれ。博士。大東文化大学大学院、フランス国立社会科学高等研究院大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員を経て現職。専門は、書誌学、音韻学、文献学。1989年よりイギリス、ケンブリッジ大学東洋学部を本部に置いて行なった『欧州所在日本古典籍総目録』編纂の調査のために渡英。以後、10年に及んで、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、ベルギー、イタリア、フランスの各国図書館に所蔵される日本の古典籍の調査を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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