出版社内容情報
台湾、トルコ、インド、タイ、ブラジル、ベトナム、ミャンマー……日本にとって本当に大事な国々の存在を忘れていませんか? 新日国からのメッセージを託された外交官たちが、中韓よりも大事な国々との関係強化を緊急提言!「親日国との外交こそが日本にとって最大の資源である!」。
・許 世階(元台北駐日経済文化代表処代表)
・丹羽文生(拓殖大学准教授)
・山口洋一(元トルコ全権大使)
・平林博(元インド全権大使)
・小林秀明(元タイ全権大使)
・島内憲(前ブラジル全権大使)
・坂場三男(前ヴェトナム全権大使)
・山口洋一(元ミャンマー全権大使)
内容説明
親日国との外交こそが最大の資源である。台湾・トルコ・インド・タイ・ブラジル・ヴェトナム・ミャンマー。中韓よりも大事な国々との親交強化を緊急提言。
目次
第1章 台湾―高まる「台湾人」意識 国と国との新たな関係構築を目指す
第2章 トルコ共和国―西洋の価値観にとらわれない独自の関係構築をめざす
第3章 インド―12億人の巨大民主主義国家と描く21世紀の大アジア経済圏
第4章 タイ王国―皇室・官・民で培った絆でつなぐ相互に不可欠な盟友関係
第5章 ブラジル連邦共和国―世界最大の日系人社会に支えられた強固な日伯パートナーシップ
第6章 ヴェトナム社会主義共和国―平和と繁栄のための強固な戦略的パートナーシップ
第7章 ミャンマー連邦共和国―民主化に向けて舵を切った独立自尊の気概あふれる仏教国
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BluePlanet
4
★★★☆☆ 2012年11月10日発行。最近、中国や韓国からの反日の記事が多い中、世界にはこんなにも親日の国があるんだと勇気づけられる本です。台湾、トルコ、インド、タイ、ブラジル、ヴェトナム、ミャンマーの元大使が綴る親日国からのメッセージ。先人達の汗と努力の結晶で、世界中に親日国が・・・。ODAも自分達の懐に入れてしまった中国や韓国に対し、未だにODAへの感謝を忘れないヴェトナム。大東亜戦争の時に、日本兵をもっと助けたかったと言ってくれたミャンマー。日本人としての誇りを取り戻すヒントがありそうですね。2013/12/07
AZUKI
3
ヴェトナムについてあまりに知らなすぎたので、これをきっかけに阿倍仲麻呂、ドンズー運動、革命家ファン・ボイ・チャウさんについて深く調べたいと思った。2013/12/16
ミッキー
1
愛される国という視点は面白いが、愛される理由が納得感に欠けているように思えました。強い信念を持った行動は心を掴むのだと思います。日本の場合、先の戦争くらいしか、そういった行動がなかったのかと思うと愛されないよなぁと。2013/04/27
アーク
0
世界には親日国もあるし、反日ももちろんある。台湾やトルコを初めとした親日国が、なぜ日本に親しみを抱いているのか、それぞれの理由を知る意味では勉強になった。親日国との関係を深める意味で、ヒントになる一冊だよな。2014/05/12
廿五里
0
大東亜共栄圏の復活を強く望みます。…あ、ブラジルも入れてね。2013/01/12