間寛平アースマラソン 地球を走った男―なぜ彼だけが地球一周走れたのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784847090134
  • NDC分類 779.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

" 2006年4月7日、間寛平が「地球一周走りたい」と思いついてから、2011年1月21日、地球一周を完走するまで。自らの足とヨットで全行程4万1040㎞を走り切った「アースマラソン」。奇蹟的なプロジェクトが実現する経緯を本人、関係者に徹底取材。
人類初挑戦の夢が実現するまでの舞台裏に迫った、気鋭のノンフィクション作家、入魂、迫真のドキュメンタリー!

「間寛平の無謀な挑戦が、
 弱り切った日本に活を入れる!」

プロローグ 寛平激白
第一章   ナチュラル・ボーン・ランナー
第二章   しかるべき数の失敗が間寛平を鍛えた
第三章   アースマラソン 海からの視点
第四章   アースマラソン 陸からの視点
第五章   間寛平を支えたもの
エピローグ アースマラソンは成功だったのか?
【資料①】 アースマラソン移動行程766日全記録
【資料②】 間寛平マラソンプロフィール
【資料③】 間寛平アースマラソン 766DAYS MAP

<著者プロフィール>
神山典士(こうやま・のりお)
ノンフィクション作家。1960年4月13日、埼玉県生まれ。埼玉県立川越高等学校を経て、信州大学人文学部心理学科卒業。1996年、『ライオンの夢』で小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。「異文化」「アウトロー」「表現者」を主なテーマにさまざまなジャンルで作品を発表する。2009年に取材を通して忌野清志郎の生き方に感銘を受けてスポーツ・サイクルを購入、2010年の誕生日には東京~箱根間を完走した。2011年3月に開催された「第6回サイパンマラソン2011~間寛平アースマラソン地球一周達成記念~」に出場、55分6秒で完走した(50代の部3位)。著書に『忌野清志郎が聴こえる愛しあってるかい』『アウトロー』『小室哲哉深層の美意識』『初代総料理長サリー・ワイル』『情熱のシェフ』『人生の大切なことはすべて雀鬼に学んだ』ほか多数

<間寛平プロフィール>
はざま・かんぺい
1949年7月20日、高知県幡多郡橋上村(現・高知県宿毛市)生まれ、小学6年生の夏より大阪府大阪市住之江区で育つ。本名・間重美。1967年大阪府私立柏原高等学校(現・東大阪大学柏原高等学校)卒業後、石原裕次郎に憧れて上京。歌手を目指すが挫折、大阪に戻って芸人を志す。1970年吉本新喜劇の研究生となり、1974年からは入団4年目にして木村進とのコンビで吉本新喜劇の座長に昇格。1975年に『ひらけ!チューリップ』で歌手デビュー、ミリオンヒットとなり、スターの座を不動のものにする。1989年吉本新喜劇を退団、東京進出。バラエティ番組に数多くレギュラー出演するほか、映画「ファンキー・モンキーティーチャー」シリーズ主演など俳優としても活躍。1985年から走ることに目覚め、『24時間テレビ』の「24時間マラソン」では初代ランナーを含め、3回走る。ギリシャの鉄人マラソン「スパルタスロン」はじめ、数々のウルトラマラソンの完走経験がある。2008年12月17日、地球一周を自らの脚とヨットで廻る「アースマラソン」に出発。2011年1月21日、前人未踏の挑戦を成し遂げる。感動大阪大賞、宿毛市民栄誉賞、日本セーリング連盟功労賞、第5回ベスト・ファーザーin関西イエローリボン賞特別部門ほかを受賞

<アースマラソン概要>
間寛平アースマラソン
2008年12月17日に大阪市のなんばグランド花月を東へ向けてスタート。2009年1月1日に千葉県鴨川市からヨット「エオラス号」で太平洋横断に出航。米国・ロサンゼルスの入港後、マラソンでアメリカ大陸をニューヨークまで走破。大西洋を再度エオラス号で渡り、フランスのル・アーブルに到着。09年10月2日にコペンハーゲンで行われたIOC総会の2016年夏季オリンピック・パラリンピックの開催都市発表に東京招致大使として立ち会った後、ユーラシア大陸を中国・青島まで走りきる。東シナ海をヨットで渡り、九州・福岡に帰着。本州ラスト・ランを駆け抜け、11年1月21日、西から大阪城音楽堂へ、さらに約2年前の出発地点であったなんばグランド花月で最終ゴールを果たした。全行程766日全総は距離41,040km。"

内容説明

団塊の世代、60歳になる間寛平が企てたのは、地球一周走る―人類初挑戦の壮大な夢だった。奇蹟的なプロジェクトが実現する経緯を、本人、関係者に徹底取材。その舞台裏に追った、気鋭のノンフィクション作家入魂、迫真のドキュメンタリー。

目次

プロローグ 間寛平激白―地球一周走ってわかった!世界の常識、日本の非常識
第1章 ナチュラル・ボーン・ランナー―走り人・間寛平の誕生
第2章 しかるべき数の失敗が間寛平を鍛えた―ウルトラランナーへの飛翔
第3章 アースマラソン海からの視点―海路こそが冒険だった
第4章 アースマラソン陸からの視点―地球を舞台にできた理由
第5章 間寛平を支えたもの―けったいだけど、誇り高き者たち
エピローグ アースマラソンは成功だったのか?―ゴール後のそれぞれの思い
移動行程766日間全記録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fon

1
冬の太平洋横断のエピソードが一番気になるところだった。暴風の中、風上に向かって進むのは大変だろ、タックはどうする?で答えを読んで笑った。えぇぇ、そんなオチかい!2011/10/26

キ♡リン☆か

0
アースマラソンを終えたのち、いろんな側面から整理して偉業をたたえて本を出版。本を読み終えて感じたのは、寛平さんの話をもっと聞きたかったかなといったところです。彼が感じたこと、経験したこと、精神論など。。いろんな人が寛平さんが好きで、サポートしていったんだなーとつくづく思いました。大企業が彼をどのような形で支えていくか、どのように彼の功績をリアルタイムに放送していくか、そのあたりは裏話として読んで楽しかったです。2014/09/03

anken99

0
マラソンとヨットで地球を一周する───前人未到、そんな途方もない挑戦が「アースマラソン」。本書では、その「偉業」を達成した寛平さんのみならず、関わった周囲の人間の声を多数収載することで、あらためて「アースマラソンとは何か?」について迫っている。それにしても、よくよく考えてみるとスゴイ。1日50kmを毎日走り続けるなんて、まさに超人だ。アースマラソンを知らなかった人にも、興味深く読めると思う。2013/10/23

ぐるすけ

0
2年1ヶ月をかけて、移動距離4万1040キロの間寛平さんアースマラソンの記録。本人がなぜアースマラソンをやろうとしたのか?どんなバックアップ体制があったのか、どんな苦悩があったのかが、わかる本。ガン治療のアメニティ2ヶ月中断したとはいえ、毎日40キロ近くを走ったのは、すばらしいと思う。2011/10/22

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