内容説明
愛すべき反骨のロック王者ジョン・レノン。その壮絶な生涯を追って世界9カ国へ―ビートルズが熱く生きた街々で知られざる逸話が彼らの息づかいとともにあのジョンがビートルズが今甦る―。
目次
第1章 リヴァプール(セピア色の聖地;悪魔の選択 ほか)
第2章 ハンブルク(世界で最も罪深い1マイル;運命の出会い ほか)
第3章 ロンドン(ケンジントンのパブ;ビートルズの季節 ほか)
第4章 ニューヨーク(孤独のグリニッチ・ヴィレッジ;魔女の狂気 ほか)
著者等紹介
葉山葉[ハヤマヨウ]
1942(昭和17)年、東京都新宿区生まれ。疎開で山梨県へ。新宿区立牛込商業高校卒業。75年、33歳で内外タイムス社社長に就任。同社を再建(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たくのみ
16
インキュベーター(孵化器)としてのリバプールの光と影。ダックテールのテディーボーイだった不良チームだったビートルズ。エプスタインの命じたのは、品のないハンブルクの過酷な条件で、観客を引きつける力をつけること。それが成功し、ビックになっていくビートルズ。麻薬に溺れ、自分を失い、誤解され、家族を不幸にしていく。いわば裏ビートルズ史ですね。とことんオノ・ヨーコに冷たい筆者に、後半イライラ。フィリピン、そしてアメリカでの危機。信憑性はともかく、緊張感あるエピソードにかなり驚きました。2015/09/24
toshi
6
一般にビートルズ世代と呼ばれるのは私より上の世代だけど、小学生の頃キットのラジオを組み立ててからずっとジャズやロックを聞いていた私もビートルズには思い入れがある。 この本は、リバプール、ハンブルグ、ニューヨーク(一部インド)でビートルズ、というよりジョン・レノンのゆかりの地を訪ねた旅行記と、その地に関係するジョンのエピソード集。 エピソードを繋げるとジョンの人生が分かるようになったいる。 →続く 2014/12/31
prefabjubilo
3
一人旅は 「楽寂しい」 なるほどねえ。2013/01/14
くろきちさん
2
数あるビートルズ伝記のなかでワーストワン。 伝記というよりは狂信的なファンの妄想といったほうがいい。 とくにオノヨーコへの罵詈雑言、誹謗中傷は看過しがたいレベル。 へんな本だ。ジョンの知性を褒めちぎりながら、彼の描くジョンからはまるで知性を感じないむしろ痴的である。ポールはいわゆる一般的なポール像をなぞっただけ ジョージもリンゴも同様。 読むんじゃなかった・・・2021/01/29
Jurisa_kt
2
ビートルズの曲は知っていても、歴史をよく知らないので入門書のようでした。知らない事が沢山あって面白く読めました。2013/07/15