出版社内容情報
ヤルタ密約をキャッチした小野寺信、
2万人のユダヤ人を救い、北海道を守り日本分断を防いだ樋口季一郎、
F機関を率いてアジアを開放した藤原岩市
3人の帝国陸軍軍人の共通項は〝至誠〟の諜報活動だった!
戦前の知られざるインテリジェンスヒストリーに学ぶ。
かつての日本のインテリジェンス能力は世界屈指。
世界が称賛し、そして脅威に感じた。
●小国の情報士官と協力、連合軍を震撼させた 小野寺信
■「枢軸国側諜報網の機関長」と連合国に恐れられる
■ポーランド士官を庇うため英国の欺瞞工作に騙されたフリ
■共産党転向者ら梁山泊の「小野寺機関」
●ユダヤ人を救い、日本分断を防いだもう一人の「東洋のシンドラー」樋口李一郎
■ユダヤ人救済したもう一人の人道的な軍人
■白系ロシア人エージェントをソ連に潜入させる
■スターリンの野望を見抜き、独断で自衛戦争
●F機関を率いてアジアを開放した藤原岩市
■諜報大国イギリスが脱帽した日本の完璧なインテリジェンス
■「独立できたのは日本が勇敢に戦ってくれたからだ」
■連合国の戦勝史観から脱却してボース再評価
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くらーく
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樋口季一郎の事は、何かの本で読んだな。北海道がソ連領にならなかった理由の一つが樋口中将だったと。ありがたいね。小野寺信、藤原岩市の両名は、存じ上げなかった。機会があれば、他の本でも読んでみよう。 ここで言っているインテリジェンスとは、ヒューミントであり、敵の敵の軍人や政治家から有益な情報を引き出し、国のために役立てる、だけど。 結局は、どんな情報があっても、実行者がだめなら、無駄って事が歴史の教訓なのかねえ。 現代は。。。国内で戦争は行っていないけど、内政も外交も問題山積だが、実行者は。本書と関係ないね。2025/07/11