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出版社内容情報
物語は小田原から始まる。口寄屋の流香魔魅と、高架下で拾った少女、來夕。
二人に幽霊が囁く。そして幽霊の記憶が蘇る。
事故車に乗り事故物件で暮らす、長身美麗(そして微乳)の口寄屋、流香魔魅。
彼女は幽霊の囁きを聞いて、幽霊の記憶を見る。
とある雨の日、小田原駅近くの高架下で雨宿りをしていた少女、來夕を拾うところから物語は始まる。
損害保険調査員、天芽芝覇郎の依頼で、不審死の調査協力に趣いた流香魔魅と來夕。
多摩川の中流、水底から幽霊の記憶が蘇る……。
奇才・奥瀬サキが描く、あやしい二人のほのぼの除霊譚、待望の単行本第1巻!!
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
澤水月
26
美麗極みの黒長髪毛筋の流れ、編み上げ入り黒ずくめも健在、百合な相棒まで出て墓石や書店(!)アクション! 退魔より口寄せで霊の思いを優しく聞き取る魔魅さん素敵…。ちゃんと短編一本一本しっかり話が出来上がり完成していることにまず感涙。小田原、横浜界隈の風景も美しいしロングスカートとミニスカを同時に着こなしてるようなファッションも痺れちゃう。犬神の話、好きだなぁ。奥瀬作品の女性はとても強く、毅然としているのに慈愛に満ちている。ここまで生きてきてよかった、低俗霊狩り本編区切りついても新作本人絵で読めるとは2017/08/26
ネムコ
25
第二巻が出たのを機に、買ってしまいました第一巻! 雰囲気が合って気に入りました。低俗霊狩りは読んでなかったのですか、読んでみようかな。2018/06/28
眠る山猫屋
25
低俗霊狩りの流香魔魅が新たな相棒・來夕を拾って、街に遺された微かな記憶を辿っていく。ちょっぴり切ない。天芽芝ハローさん、何者か判らないが、かなり良い人らしい。物語は連作短編形式だが、何かが解決するという訳でもなく、事件の過ぎ去った後に流香魔魅さんたちが携わるというもの。保険調査員の依頼だから仕方ないか。だが事後の寂しさ・やるせなさが余韻となっていて、心に響く。恨み回向師の話もスリリングだが、本屋をさ迷うファイアスターターな少女の話が一番好き。みんな成仏してね。2017/11/05
しましまこ
23
田中センセも龍揮さんもいない。魔魅さんが上品になってるよ!淋しい。面白いけど、ビックリだよ。保険調査員のハローのオッサンがいい味でこれからが楽しみ~。2017/09/03
へへろ~本舗
10
面白かった。来夕ちゃん、猫っぽい。2018/04/08