ワニブックス〈plus〉新書<br> 喰らう読書術―一番おもしろい本の読み方

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喰らう読書術―一番おもしろい本の読み方

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  • サイズ B40判/ページ数 333p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847065507
  • NDC分類 019
  • Cコード C0295

内容説明

「人間が発明した物の中でもっともよい頭(精神)の栄養、(他人の経験が詰まった)いわば頭の缶詰みたいなものが『本』です」。―「第一章」より。本書では、「知の巨人」「博覧強記の怪人」など、数々の異名を持つ著者が、何千、何万冊と本を読む中で得た、もっとも美味しく(おもしろく)、頭の缶詰(本)を食べ(読み)、無駄なく頭の栄養にするための「アラマタ流読書術」を初めて紹介します。

目次

第1章 「読書」と「本」を知る7つの「急所」(読書は「精神の食事」―でも、食わなくても死なない!;頭が要求する「栄養」は、かならずしも読書ではない ほか)
第2章 本を好きになるとはどういうことか?(「もうすぐ絶滅する」という紙の本、でも、たぶん絶滅しない;シンボルは強し通天閣もりっぱに生きている ほか)
第3章 世界と人生を解読する「読む考古学」のすすめ(教養主義と娯楽主義;論じるなら、まず起源にさかのぼれ ほか)
第4章 だれでも実践できる尻取りゲーム型読書法実例集(読書は自然に類を呼び、つながっていく;稲垣足穂の「お尻の美学」を学ぶ ほか)

著者等紹介

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年、東京都生まれ。作家、博物学者。慶應義塾大学卒業後、10年間のサラリーマン生活ののち独立。『理科系の文学誌』を刊行。異色の文学史、SF史として話題となる。百科事典の編集助手をしながら書いた小説『帝都物語』シリーズが、ベストセラーになり日本SF大賞受賞。『世界大博物図鑑』で、サントリー学芸賞。長年のファンであった水木しげる宅を訪問し、弟子になる。神秘学、博物学、風水など多分野にわたり精力的に執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

149
荒俣先生も、先日読んだ立花さんや佐藤優さんに引けを取らない読書家であると思っています。ある分野ではご両者以上でしょう。第1章には、「読書」と「本」に関する急所が10述べられています。かなりのスピードで読むようですが、この本でもどちらかというと収拾に関する部分が多くを占めています。古本関連で奇書といわれるものにすべてをつぎ込んでおられるようです。一般向きというよりもかなりのビブリオマニア向けの本であると感じています。2015/12/13

AKIKO-WILL

87
喰らう読書術とは?タイトルに惹かれて読みましたが、最初の方は楽しく読めましたが中盤から終盤は著者の興味の話が多く、無知な自分には難しく感じてしまった。身体にご飯を食べて栄養を与えるように脳にも栄養を与える必要があると!脳に栄養を与え流のには一番は経験、体験ですが、それができない場合は、本を読み、その中で疑似体験をする事が出来る。脳にも栄養!その言葉だけでも読んで良かったです。2016/07/08

壱萬参仟縁

55
本を読む手間を惜しまない。本棚に並べる楽しみ。真の読書は、読むことに直接の利益を期待しないこと(6頁)。本をまるごと食べる。自腹で買う。目から鱗の快感。思いがけない価値(23頁)。髙宮利行さんは慶應愛書家倶楽部を組織(73頁)。『本の世界はへんな世界』雄松堂書店(74頁)は読んでみたい。読書:本という本が大波で押し寄せる荒海に飛び込む。冒険にでかける意識を持つこと(87頁)。厳しいものなのである。想像と創造は関係がある(158頁~)。2015/12/16

HANA

51
読書の方法論かと思ったが、読書エッセイであった。読書についてはあくまで概念的で参考にはならないが、様々な本を紹介するその筆遣いが本当に楽しそう。オカルトや怪奇小説にはあまり触れられておらず博物学方面が中心だが、それでも過去著者の本を楽しんで読んだ身としては十分以上に楽しめた。読書するなら現世での幸せは諦めろ、的な一文にはつい自分の身に引き比べてどんよりとしてしまったりしたが。読みながら足穂や博物誌、教養主義的な本をもう一度読んでみたくなった。あと、参考文献から興味が移っていくのは基本だと思ってました。2015/11/28

こばまり

50
お読みなさい、お買いなさい、せっせと積んで並べなさいと背中を押してくださるのでニヤニヤとうれしくなりました。しかし併せて、修羅の道としての読書に触れておられるのもさすが本邦を代表する博覧強記の方ならではと思いました。今後もアラマタ先生を心の師と仰ぎ、好奇心を連鎖させ胸踊る読書を続けていこうと思いを新たにした次第です。ちなみに以前、阿佐ヶ谷駅前の和菓子屋さんで先生をお見かけした際には感動の余り胸を震わすばかりで一言も発することができなかったです。2014/12/07

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