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出版社内容情報
著者は来日して47年、2002年から駐日サンマリノ全権大使を務め、さらに2011年からは各国駐日大使の代表である「外交団長」として活動している。天皇誕生日の「茶会の儀」で各国大使を代表して祝賀スピーチを行うなど、上皇上皇后陛下、天皇皇后陛下に拝謁する機会も多く、その大御心に触れるたびに尊敬の念を抱くと語る親日家でもある。
日本の文化に造詣が深く、敬虔なクリスチャンでありながら神道に魅了され、母国サンマリノ共和国のサンマリノ神社建立にも重要な役割を果たした。
著者はかねてから、世界そして日本国内に蔓延る靖國神社への誤解を払拭すべく、講演会活動などを続けてきた。その主張の集大成が1冊の本になった。戦争を憎むことと、祖国のために戦った先人を追悼する行為は両立すること。日本に古来から存在する精神的な支柱、神道で戦没者を祀ることがごく自然であること。そのことを異なる文化を持つ他国から批判される謂れのないことなどを客観的な立場から丁寧に解説し、靖國神社の存在意義を問い直す。
内容説明
「日本は神道の国、戦死者を祀る神社があることはごく自然なことです」日本の文化と神社をこよなく愛する、駐日大使の代表「外交団長」が日本人に伝えたい〓國神社の意味と意義。
目次
第1章 世界の兵士に感謝を寄せること
第2章 私の知っている「縄文」の素晴らしさ
第3章 世界で軍事力を持っていない国と地域
第4章 神道は日本が誇る「自然哲学」です
第5章 各国の戦争記念施設
第6章 改めて戦争について考えてみる
終章 最後にお伝えしたいこと
著者等紹介
カデロ,マンリオ[カデロ,マンリオ] [Cadelo,Manlio]
駐日サンマリノ共和国特命全権大使、外交団長。イタリアのシエナにて出生。イタリアで高等学校卒業後、フランス・パリのソルボンヌ大学に留学。フランス文学、諸外国語、語源学を習得。1975年に来日、東京に移住し、ジャーナリストとして活躍。1986年に駐日サンマリノ共和国名誉総領事として任命される。2002年、駐日サンマリノ共和国特命全権大使を任命され、2011年5月、駐日大使全体の代表となる「駐日外交団長」に就任。現在、講演活動など幅広い活躍をしている。イタリア共和国騎士勲章など多くの勲章を受章している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。