ワニブックスPLUS新書<br> 北条五代、奇跡の100年―民と歩んだ戦国の夢

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北条五代、奇跡の100年―民と歩んだ戦国の夢

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  • サイズ B40判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847061776
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0221

出版社内容情報

北条早雲にはじまる小田原北条氏(通称)は鎌倉幕府の執権として権勢を振るった北条氏に比べ知名度は低い。しかし、関東に始まった戦国時代、小田原城を中心として版図を広げ、関東一円を支配した戦国大名北条五代の100年は奇跡とも言えるものだった。下克上の時代にありながら、一族郎党の謀反がいっさいなく、しかも常に民を思う撫民政策をとり、現在でも注目に値する検地、税制改革などを行ったのだ。元・神奈川県知事であり参議院議員の著者が、現役の政治家としてこの100年に注目し、学ぶべき点を解き明かす。5代の物語は秀吉によって終焉を迎えるが、その経緯を活写しつつ、現代に生きる知恵を検証する。

内容説明

北条早雲に始まる北条氏の五代100年は、戦国の乱世にありながら内乱がまったく起こらず、一族と家臣の役割分担・連携協力が確立された「奇跡」とも言うべき一時期であった。上杉謙信、武田信玄ら戦国時代の実力者たちと堂々と渡り合いながらも、一族・家臣が結束して領地内の税制改革、経済発展に努め、「万民愛隣」の理想の国を目指した北条氏は、実に稀有にして魅力的な戦国大名なのである。

目次

第1章 初代 北条早雲―五代の礎を築いた偉大なパイオニア
第2章 二代 北条氏綱―関東の覇者へ上り詰めた理想の後継者
第3章 三代 北条氏康―戦国屈指の逸材“中興の祖”が支えた黄金期
第4章 四代 北条氏政―結束して時代の荒波に立ち向かう北条一族
第5章 五代 北条氏直―若き当主にのしかかる“天下人”秀吉の脅威
第6章 小田原合戦―100年を誇った北条氏、ここに滅びる
終章 北条五代、その夢と挫折

著者等紹介

松沢成文[マツザワシゲフミ]
昭和33年(1958)4月2日、神奈川県川崎市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。松下政経塾3期。87年、神奈川県議会議員に県政史上最年少で当選。93年、衆議院議員に初当選。3期務めた後2003年、神奈川県知事に。2013年、国政復帰。現在参議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Atsushi Kobayashi

25
北条氏の概要の書籍ですね。さすがに100年分をカバーするには、短くて、ざ~と流れてるように感じました。 それでも、やはり、なぜ秀吉に攻められてしまったかを、しっかり分析してほしかったです。ざっと見てると、なんとか勢力を保っていたのが、ここから総崩れになるので、なぜだろう?です。 ぼちぼち大河ドラマ化してほしいですが。2021/02/22

Ezo Takachin

6
小田原北条氏の入門書としては最適。 最新の情報も入れつつも伊勢宗瑞(早雲)を享年64としつつも、北条早雲と表記しているのが気になる。 元知事として治世面から分析している点は素晴らしい。2021/02/17

紫の木

4
戦国時代に名の知れた、武田、上杉、織田、豊臣などいずれも頭角を表してから実質的に一代か二代で終わっているが、あの時代に五代100年続いたのはそれなりの理由があった。上杉や武田を退けた籠城作戦に拘り続けた結果、秀吉に敗北する様は、成功体験から抜けられずマーケットを失う企業にも通ずるか。興味をもったので次は火坂&伊藤氏の大作「北条五代」を読んでみようと思う。2021/03/31

大喜多さん

4
政治家がなぜ北条五代を?とおもいましたが、神奈川県出身だったのね。そうした意味では、地元愛を感じます。内容は専門家ではないので、目新しいものはありませんが、入門書としては良いと思います。2021/03/28

tacacuro

2
北条早雲の伊豆討ち入りが下剋上、すなわち戦国時代の幕開け。日本の地方分権改革の先駆けとも言える、小田原城を中心とした領国各地の支城ネットワークによる支配体制の構築。システマチックな官僚統制組織の実現と税制改革による領民の負担軽減。評定衆と目安箱による民主的な司法制度の確立。我が国最古の上水道の導入。「小田原評定」の悪印象が強いが、早雲以降の北条五代は地方自治のお手本だという。「勝って兜の緒を締めよ」が二代目氏綱の遺訓、また、「油壺」の由来が滅ぼされた三浦氏の血が湾一面に拡がった光景だったとは知らなかった。2023/03/14

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