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出版社内容情報
死に際して和歌、俳句などの「うた」を残すという、日本の文化。時空を超えて鼓動する先人たちの遺言には、その生きざま、祈り、むくもり、志、優しさが込められている。今を生きる私たちが、幾度も思い返すべきものがそこにはある。「辞世のうた」は後世に託された先人たちからの贈りものなのだ。気鋭の歌人が100首を超える辞世のうたとそこに込められた思い、その生きざまを解説する。
第一章 生き方を貫いて 伊達政宗、菅原道真、坂本竜馬、吉田松陰など
第二章 戦いの果てに 織田信長、源実朝、石田三成、上杉謙信、栗林忠道など
第三章 自分と向き合いながら 水戸光圀、金田一京助、貝原益軒、在原業平、一休宗純など
第四章 表現者たちの最後の楽章 近松門左衛門、和泉式部、柳原白蓮、葛飾北斎、小林一茶など
第五章 平和な世の到来を願って 毛利元就、良寛、和宮、二宮尊徳、西郷隆盛など
内容説明
「死にざま」こそが「生きざま」だ!この国の先人たちは、わずか三十一文字に魂を込めた。「辞世のうた」は先人たちが未来に残した「究極のタイムカプセル」だ!
目次
第1章 「生きかたを貫いて」(伊達政宗;坂本龍馬 ほか)
第2章 「戦いの果てに」(豊臣秀吉;源実朝 ほか)
第3章 「自分と向き合いながら」(水戸光圀;金田一京助 ほか)
第4章 「表現者たちの最期の楽章」(近松門左衛門;歌川広重 ほか)
第5章 「平和な世の到来を願って」(毛利元就;良寛 ほか)
著者等紹介
田中章義[タナカアキヨシ]
歌人。1970年、静岡県生まれ。慶應義塾大学1年生の時に角川短歌賞を受賞。その後、短歌にとどまらず、テレビ・ラジオ出演、絵本、紀行文、人物ルポルタージュの執筆、ミュージシャンヘの作詞提供など幅広く活躍。元国連WAFUNIF親善大使。現在、國學院大學で教鞭をとる他、ふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡県立博物館)客員教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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