内容説明
アルゼンチンの魅力はサッカー、タンゴ、イグアスの滝…だけではない。パンパを知らずしてこの国を語ることはできない。草木、鳥、魚、動物の営み、野火事、河の氾濫…パンパの息遣いを中心に、日本人移民社会やカンポに暮らす人々の日常など、知られざるアルゼンチンの姿を描く。
目次
第1章 初期の日本人移住者が入植したビジャ・マラベル
第2章 銀河畔の街オリーボス
第3章 アルゼンチン国創設の地サン・テルモ
第4章 素晴らしき世界
第5章 農牧地帯の田舎町アレン
第6章 魚釣り
第7章 仕事
第8章 パンパのキャラクター、愉快な出会い
第9章 街の顔
第10章 民族精神と異文化の間に
著者等紹介
渡辺弥[ワタナベワタル]
1946年岩手県生まれ、中央大学経済学部二部卒。1960年代より外国の動物、民族、風土に惹かれてドキュメンタリー物の本を書きたい、という漠然とした夢を抱いて、1972年アルゼンチンに渡航。初め、ブエノス・アイレス市近郊の日本人農家で農業実習生として働く。その後、ブエノス・アイレス市内の日系貿易会社に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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