ワニブックス〈plus〉新書<br> アニメと生命と放浪と―「アトム」「タッチ」「銀河鉄道の夜」を流れる表現の系譜

個数:
  • ポイントキャンペーン

ワニブックス〈plus〉新書
アニメと生命と放浪と―「アトム」「タッチ」「銀河鉄道の夜」を流れる表現の系譜

  • 杉井 ギサブロー【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • ワニ・プラス(2012/07発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 40pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年07月20日 02時01分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847060540
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0236

出版社内容情報

7月公開のアニメ映画『グスコーブドリの伝記』(原作・宮澤賢治/キャラクターデザイン・ますむらひろし)の杉井ギサブロー監督が、天才・手塚治虫の思い出から、あだち充『タッチ』アニメ化に潜む驚くべき狙い、3・11以後の日本で宮澤賢治作品の岩手(イーハトーブ)を描くことの意味までを、世界でも特異な進化を遂げた日本のアニメの歴史に託して語ります。また、その仕事の最盛期に突然失踪した10年間の放浪生活の謎を、初めて明かします!

内容説明

若き日に手塚治虫の『鉄腕アトム』のTV化に携わり、「命なきものに命をあたえる」というアニメの極意を感受した杉井ギサブローは、その真髄の表現を求めて、求心的に歩んできた。時には、その高い理想のためにアニメの世界を離れ、10年の放浪の旅を続けた。やがて、日常と生死の繊細且つ静謐な世界を描くあだち充の『ナイン』『タッチ』の世界をアニメ表現の土壌で開花させるために復活し、そして遂に、この孤高のアニメ師は、宮沢賢治に辿りつく。もちろん、その本当の意味での旅は、まだ、終わっていない。日本アニメの歴史の深淵的な一面を伝える待望の一冊。

目次

第1章 アニメで人間の内面を描くために
第2章 東映動画から虫プロへ
第3章 アニメとの格闘。その真髄の感受。そして挫折
第4章 旅の空から
第5章 キャラクターに情感を
第6章 仕事としてのアニメーション監督
第7章 生きることと作ること

著者等紹介

杉井ギサブロー[スギイギサブロー]
1940年静岡県沼津市生まれ。58年東映動画に入社。アニメーターとして活躍後、61年虫プロ創立に参加。TV『鉄腕アトム』の作画や演出、『悟空の大冒険』や『どろろ』の総監督などを担当。69年、田代敦巳らとグループ・タックを結成、映画『哀しみのベラドンナ』のアニメーション監督などを務める。74年『ジャックと豆の木』で劇場用アニメ監督デビュー。85年、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をアニメ化し、毎日映画コンクール大藤賞を受賞。10年には映画功労賞を文化庁より贈られた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ryuetto

6
杉井監督の昔話やアニメ論が聞けるのは貴重だと思う。あだち作品をアニメ化する前に旅に出ていた話も知らなかったし、体験談は面白かった。 「雨月物語」のアニメ化は、実現させてほしいが、監督の年齢を考えると、厳しいだろうか? この作品が映画になるなら、確かに見たいなと思えるんだけど。 相手が物の怪だと結婚しちゃいけませんか? どうして、この二人は破綻することになったのかと・・・。このテーマは、今の時代に必要じゃないかという気もする。杉井監督が作れば、いい映画になりそうな気もするんだが・・・。2015/03/02

スプリント

3
鬼の子の絵を売りながら全国を放浪した話と映画「銀河鉄道の夜」でますむらひろし氏の猫のキャラクタを役者に見立てたという話が面白かったです。2014/05/29

tomdam

2
壁にあたったなら旅に出ればいい2014/06/25

富士さん

2
本書は藤津亮太さんの杉井監督への聞き書きだそうです。東映動画や虫プロ時代の頃の話や関係者との交流などおもしろいエピソードが語られていますが、転機となった旅の後、「タッチ」以降の話が徐々に薄目になっていくのは資料的に残念でした。監督はどうあるべきかも意見の分かれるところでしょうが、そこでの杉井監督のスタンスをもっと掘り下げられたならより杉井演出の個性を引き出せたかと思います。杉井監督の回想というならこれで十分感動的なんですが、聞き手がいるならもうちょっと突っ込んだところも聞いて欲しかったのです。2013/03/16

かやは

2
映画「グスコーブドリの伝記」を観た人はぜひ一読を。映画のとらえ方が深くなることうけあいです。あと内容とは別に、巻頭にインタビューと構成を担当したライター氏の名前とコメントがあるのがGood。いい仕事でした。2012/09/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5148004
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品