近代日本の外交と軍事―権益擁護と侵略の構造

近代日本の外交と軍事―権益擁護と侵略の構造

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 303,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642036931
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C3021

出版社内容情報

1920年代の日中関係を、対中国2大国策に焦点をあて、実施された外交交渉と軍事行動の分析を通し、軍部の政治介入の要因を究明。東方会議と初期「田中外交」、山東出兵と在留邦人の現地保護政策をはじめ、吉田茂・林久治郎ら歴代奉天総領事の「満蒙問題」解決交渉、満蒙鉄道に関する「幣原外交」の基本方針等を取り上げ、その実態を解明する。〈主な目次〉序/Ⅰ=中国在留邦人の保護政策(東方会議と初期「田中外交」/第1次山東出兵と日英関係/第2次山東出兵と済南事件―在留邦人の現地保護政策と日本陸軍―/満州地方の治安維持と日本陸軍―1928年5月18日覚書交付問題をめぐって―/張作霖爆殺事件に関する上奏問題/昭和初期田中政友会内閣の対満蒙政策)/Ⅱ=「満蒙問題」と日本外交(船津辰一郎在奉天総領事による商租権施行細則交渉/東亜勧業株式会社設立に関する駒井徳三の2つの意見書/吉田茂の奉天総領事時代―対満蒙政策の思想と行動―/「山本協約」の成立過程にみる「田中外交」の一側面/林久治郎奉天総領事による「満蒙問題」解決交渉/「満蒙鉄道問題」に関する第2次「幣原外交」の基本方針)/あとがき

内容説明

1920年代の日中関係を、対中国二大国策に焦点をあて、軍部の政治介入の要因を究明。山東出兵と在留邦人の現地保護政策をはじめ、吉田茂ら歴代奉天総領事の「満蒙問題」解決交渉などを取り上げ、その実態を解明する。

目次

第1部 中国在留邦人の保護政策(東方会議と初期「田中外交」;第一次山東出兵と日英関係;第二次山東出兵と済南事件―在留邦人の現地保護政策と日本陸軍;満州地方の治安維持と日本陸軍―1928年5月18日覚書交付問題をめぐって ほか)
第2部 「満蒙問題」と日本外交(船津辰一郎在奉天総領事による商租権施行細則交渉;東亜勧業株式会社設立に関する駒井徳三の二つの意見書;吉田茂の奉天総領事時代―対満蒙政策の思想と行動;「山本協約」の成立過程にみる「田中外交」の一側面 ほか)

最近チェックした商品