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出版社内容情報
他の国では誰も食べない生卵を有り難がり「TKG」=「卵かけご飯」にウキウキし、子供たちは日中韓ミックスの「キムチ炒飯」を大好きな給食に挙げ、外国人が大嫌いな和菓子に伝統美の極致を見つける現代日本人の奇妙奇天烈な食生活=「食のガラパゴス」の秘密を、我が国随一の食のフィールドワーク量を誇る「食謎探偵」の著者が説き明かす。
内容説明
我が国NO.1の食のフィールドワーク量を誇る「食謎探偵」だから書けた、楽しく勉強になる実感的ウンチク豆本。
目次
第1章 日本料理なんて大嫌い
第2章 “グルメ・ブーム”がやってきた!
第3章 食の頂点を極めた日本料理の秘密
第4章 マクロビオティックと日本の健康法
第5章 外食は、どこまで進化するのか?
第6章 我が愛しき日本食&ご当地グルメ
第7章 日本食の未来は、銀河の彼方
あとがき「日本は“食のガラパゴス”である」
著者等紹介
伊丹由宇[イタミユウ]
山口県岩国市出身。立教大学文学部在学中より執筆活動を開始。フリーランスとして、幅広いジャンルを書き続けて現在に至る。フィールドは、食、音楽、エッセイ、小説など多方面に渡る。山口“ふるさと”大使。日本経済大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひお
14
完全にタイトルにダマされた一冊。タイトルの答えが最初の方であっさりと片付いてしまって後が消化試合のようにダラダラと・・・。考えさせられることや新発見はたくさんあったんだけど前半にピーク持って来すぎとゆーか最後の方はページ稼ぎか何かか?って感じでイマイチ。中盤まで凄く面白かったのに残念な一冊ー。途中まででも良いってならGood!な本でした。2011/11/20
てくてく
7
タイトルの話題だけが語られているのではなく、食一般に関する軽い読み物。ただし、一冊の本にするには裏付けや構成などが不十分。2016/10/08
honey
7
題名にひかれた購入したが、題名の問いに対する回答は得られず。広く・浅く・怪しくの雑学書もしくは、著者の自慢話満載のエッセイと思って読んだ方がいいかも。 きちんと中身を見てから購入しなければと大変勉強になりました。2011/11/08
らっしぃ
7
掘り下げが足りない。食い足りない。多少は頷ける考察もあったけど、ほとんどが「どこかで拾ったランキング➡寸評➡引用コメント」の繰り返しで、最後はB級グルメブームに絡めての自慢話、じゃあまりに内容が薄いよ。2011/11/05
bibliotecario
4
タイトルの答えは日本が他の国にくらべ清潔だから(?)というガッカリな答えだが、本の内容は日本食全般についての雑文で楽しめるニャ。2012/08/16