内容説明
犯罪交渉人・鞍馬天兵のもとに、奇妙な仕事が舞い込んだ。「孫娘の恋人の行方を捜してほしい」というその依頼は、簡単に片づくはずのものだった。しかし、その事件の背後には、戦慄すべき生物兵器を手中にしたテロリストの存在が隠されていたのだ!アメリカに復讐の炎を燃やす男たちを相手に、果たして鞍馬は交渉を成功させることができるのか?恐るべき細菌兵器「smallpoxα」から日本を守る術はあるのか!?暗躍するCIA、SVR(ロシア対外諜報部)、MOSSAD(イスラエル対外諜報機関)の諜報員を相手に、いま鞍馬の孤独な戦いが始まる。
著者等紹介
毛利元貞[モウリモトサダ]
1964年広島県生まれ。19歳で外人部隊へ入隊。以後、紛争地帯での戦闘経験を経て、作家に転向。著作に「犯罪交渉人」(角川書店)、「犯罪交渉人鞍馬天兵死守」(角川春樹事務所)、「凶悪テロ防衛マニュアル」(青春出版社)などがある。また、暴力犯罪の予測、脅威査定、および対策を専門とする(有)モリインターナショナルを設立し、専門家の立場から企業や警備会社に助言している
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