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内容説明
世界を震撼させた「9・11アメリカ同時多発テロ事件」から10年。その間、アメリカはアフガニスタンを攻撃し、親米政権を樹立。さらにはイラク戦争に突入し、フセイン政権を破滅させ、2011年5月、ついに「9・11」の首謀者とされるオサマ・ビンラディンを殺害したと発表した。わが国のイスラム地域・政治研究の第一人者である筆者はここ10年のアメリカの発表や既成事実に懐疑の目を向け、アメリカそしてCIAとビンラディンとの関係に新たな視点を提供する。
目次
序章 一〇年目の「九・一一」
第1章 不可解なビンラディン殺害
第2章 大陰謀か、九・一一事件
第3章 CIAとアフガニスタンのフランケンたち
第4章 CIAとアメリカの戦争
第5章 CIAと犯罪的活動、アルカイダ、タリバン
第6章 オバナ政権とCIA
第7章 破たんするアメリカの南アジア政策
終章 CIAはどこへ
著者等紹介
宮田律[ミヤタオサム]
1955年、山梨県出身。静岡県立大学国際関係学部准教授。NPO法人現代イスラム研究センター理事長。専門は現代イスラム。慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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