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内容説明
25歳と364日で人生の幕を閉じた天才漫才師、ベイブルース・河本栄得。同期の雨上がり決死隊、なるみ(トゥナイト)らとの心斎橋2丁目劇場での青春の日々。かつての相方が万感の想いで描く鎮魂歌。
目次
第1章 高山少年
第2章 河もっちゃん
第3章 NSC
第4章 ベイブルース
第5章 兆し
第6章 25歳と364日
第7章 光
著者等紹介
高山トモヒロ[タカヤマトモヒロ]
1968年7月10日、大阪市生まれ。NSC第7期生。NSCでは、河本栄得と漫才コンビ、河本・高山を結成。卒業後、ベイブルースと改名する。1994年10月、河本栄得永眠にともないベイブルース活動休止。2001年11月、和泉修と漫才コンビ、ケツカッチン結成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
9
生涯のパートナーになるはずだった相方の死。悲しみと喪失感と将来への不安が一度に押し寄せ、酒浸りになる著者。その著者に、人は皆、幸せになるために生まれてきたんだと背中に手を置く妻の母。著者がこの言葉を機に前向きになったのは現況のとおり。相手を真剣に思っての言葉は刺さる。2018/12/11
0607xxx
9
25歳という若さで亡くなった伝説の漫才師・ベイブルース河本栄得。その相方・高山トモヒロによる相方に対する思いが詰まっており、当時を知らなかったが感動した。才能を認められ、夢半ばで亡くなった河本栄得。もし、生きていたらお笑い界の歴史もまた違ったように思う。映画も観たい。2017/08/09
ころも
6
彼らの全盛期には私はまだ生まれたばかりで何も知ることはなかったけれど、いまでは全国誰しもが知っている名だたる芸人さんたちの仲間にこのような人がいて、このような時代があったのだということ。これほどまでに彼を理解し愛している相棒がいたこと、彼の生を望む多くの人たちがいたこと。少し前まではあんなに元気だったのになぜ、なぜと、本を読んでいるだけの私ですら胸が苦しくなり、言葉もなくただ目を閉じて天を仰ぎたくなった。落ち着くためか、無意識のうちに何度もため息をついている自分がいた。2015/05/21
ぶ~まっくす
6
一気読み。吉本芸人さんのおっかけにハマッていた私はベイブルース河本さんのことも好きで、いっしょに撮ってもらった写真もあります。あまりに早すぎる死に驚きました。高山さんの気持ちが痛いほど伝わってきて涙、涙で読了。「花ずきん」ちゃんのかぶりものとか当時のこと懐かしく思い出しました。以前高山さんのお子さんをTVで見た時にお子さんの歳にビックリしましたが、この本読んで納得。当時結婚されてるなんて微塵も気づきませんでした。2012/03/31
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
5
誰の発言だったか失念しましたが、漫才のネタって作り上げるのにすごい時間かかるのに、同じネタを何回もするわけにいかないのが辛い、っての。1つのネタを作り上げるのにここまでのことがなされているのか、と今更ながら驚き。生き残る人というのはやはりやることやってきた人なんだな。2017/12/24
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