出版社内容情報
1960年代後半、ヴェトナム反戦運動が盛り上がる中、その渦中に身を投じながら、仲間の死、運動の解体、闘病を経て再起を期して渡米――
しかし、そこでもプロファイリングは海を越え当局に回っていた……。
1970年代渡米以降、研究に没頭し過ごしていたが突然逮捕され、「ヤタニ・ケース」といわれる全米を揺るがす大事件に発展。闘いは続いた――。それはどう決着したのか? その意味は?
伝説のヴェトナム反戦活動家が激動の人生を総括、渾身の書き下ろし!
内容説明
一九六〇年代後半、ヴェトナム反戦運動が盛り上がる中、その渦中に身を投じながら、仲間の死、運動の解体、闘病を経て再起を期して渡米―しかし、そこでもプロファイリングは海を越え当局に回っていた…。七〇年代渡米以降、研究に没頭し過ごしていたが、突然逮捕され、「ヤタニ・ケース」といわれる、全米を揺るがす大事件に発展。闘いは続いた―それはどう決着したのか?その意味は?伝説のヴェトナム反戦活動家が激動の人生を総括、渾身の書き下ろし!
目次
第1章 『The Unfinished Nation』とAn Alien
第2章 アメリカに「好ましくない」外国人(An Undesirable Alien to America)
第3章 隠岐の島から渡ってきたアメリカの日本人心理学博士
第4章 好ましくない外国人の明日の「明日」(Tomorrow’s“Tomorrow”for An Undesirable Alien)
著者等紹介
矢谷暢一郎[ヤタニチョウイチロウ]
1946年、島根県隠岐の島生まれ。1960年代後半、同志社大学在学中、同大学学友会委員長、京都府学連委員長としてヴェトナム反戦運動を指揮。同大学中退。1977年渡米、ユタ州立大学で学士号、オレゴン州立大学で修士号、ニューヨーク州立大学で博士号を取得。ニューヨーク州立大学、セント・ジョセフ大学、ニュージャージー・ラマポ大学等で教鞭を執る。1986年、オランダでの学会の帰途、ケネディ空港で突然逮捕、44日間拘留。「ブラック・リスト抹消訴訟」として米国を訴え、いわゆる「ヤタニ・ケース」として全米を人権・反差別の嵐に巻き込んだ。現在、アルフレッド州立大学(ニューヨーク州立大学機構アルフレッド校)心理学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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